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こにゅうどうくん

昆虫

問い合わせ番号:10010-0000-1464 更新日:2018年 11月 5日

アオスジアゲハ

アオスジアゲハの写真

アオスジアゲハは、はねのほぼ中央を貫くように通る青緑色の帯がある美しいアゲハチョウです。幼虫はクスノキやヤブニッケイなどの葉を食べ、サナギで越冬します。成虫は中央緑地のシャリンバイやトベラなど、白い花にやってきます。四日市市は市の中心部にクスノキの並木もあり、みなさんにとってもなじみの深いチョウと言えるでしょう。

アキアカネ

アキアカネの写真

赤トンボとしてなじみのあるアキアカネは四日市全域に広く見られるトンボです。初夏にヤゴから成虫になり、暑い夏の間は、涼しい鈴鹿の山の上でくらし、山が寒くなる秋には下におりて水たまりなどに卵を産みます。次の年の春にヤゴになり、小さな生き物を食べて育ちます。6月中旬から7月にかけて、雨や風のない夜に羽化します。

アブラゼミ

アブラゼミの写真

アブラゼミは、暑い夏の間、どこにでも見られ、オスは「ジリジリジリ」と大きな声で鳴きます。メスは枯枝に穴をあけ、卵を産みつけます。卵は次の年の初夏にふ化し、幼虫は木を下りて地中にもぐり、木の根の汁を吸って育ち、5年目に成虫になります。アブラゼミの羽化は、7月終わりから8月中旬まで、夜7時~10時頃によく見られます。

オニヤンマ

オニヤンマの写真

山あいの小道の上を、エメラルド色の大きな目玉を光らせながらスウッーと飛びぬけていったかと思うと、やがてはるかかなたで反転して再び逆の方向へと飛び去っていきます。我が国のトンボのなかまの中で最も大型のもので、はねを広げると15cmにもなります。尾端を浅瀬の水底の砂泥に何度も突きさして産卵する姿は迫力満点です。

カブトムシ

カブトムシの写真

日本では一番大きな「こがねむし」の仲間です。雄には立派な角があります。昼は腐葉土の中に潜って過ごし、夜になると活動を始め、河原の柳などの木や桃の木の樹液に集まります。郊外の街路灯の明りにも飛んでくることがあります。夏の終わりに落ち葉や堆肥の中に卵を産み、幼虫で越冬し、翌年、成虫になります。

キイロスズメバチ

キイロスズメバチの写真

最近、キイロスズメバチに刺される被害が増えてきました。キャンプ場などにジュースなどの空缶が投げ捨てられ、それに集まるものが増えたことも原因の一つです。キイロスズメバチは、とても強く、ミツバチを襲うこともあります。巣は縞模様のある球形で、大きいものは直径20~30cmもあります。人家の軒下や天井裏に見られます。(写真は越冬中の雌)

キチョウ

キチョウの写真

キチョウははねの表に黒い縁どりがある黄色いチョウで、夏型の黒い縁どりは幅が広く内側に凹凸のある帯状となります。写真は秋型で、雄の前はねの黒い部分がほとんどなく、清楚な感じがします。幼虫はネムノキやハギ類などのマメ科の植物の葉を食べ、成虫で越冬します。林間、草原、畑、市街地などをゆるやかに低く飛び、各種の花にやってきます。

クマゼミ

クマゼミの写真

8月初旬から下旬にかけ、早朝6時ごろから「シャワ、シャワ、シャワ」と大変大きな声で鳴いています。セミのなかまでは、最も大型のもので、中央緑地や市街地の街路樹に多く見られます。市街地に多いセミですが、宮妻峡など山間部でも泣き声を聞くことができ、分布域の広いセミです。鳴くのはオスだけで、腹側にはオレンジ色の大きな腹弁が見られます。

コガネムシ

コガネムシの写真

四日市でもよく見られる昆虫を代表する虫です。緑の光沢のあるはねをもつものと、青みがかったはねをもつものがあります。幼虫(写真)は土の中で生活し、草や木の根から汁を吸うために根をかじるので、その植物が枯れてしまう被害が出ることがあります。

シオカラトンボ

シオカラトンボの写真

シオカラトンボは、わが国にすむトンボの代表種です。雄と雌で、はっきりとした違いがあり、成熟して胸や腹の背面に白粉があらわれた雄をシオカラトンボと呼び、雌とまだシオカラになりきっていない若い雄をムギワラトンボといって区別しています。一人前になったシオララトンボは、水辺でなわばりを持ち、訪れる雌と交尾します。

ショウリョウバッタ

ショウリョウバッタの写真

ショウリョウバッタは、頭が前につき出してとがり、前ばねの先も鋭くとがっているので、ササの葉を思わせるような形をしています。体色は、緑色または褐色で、ときには白い線や点のあるものも見られます。後足がとても長く、飛ぶときに前ばねと後ばねを打ち合わせて、「チキチキチキ」と音をたてます。飛ぶ速さは、それほど速くなく、すぐに地面に降りてしまいます。

ツマグロヒョウモン

ツマグロヒョウモンの写真

ツマグロヒョウモンは草地や人家周辺などで見られるタテハチョウ科のチョウです。メスのはねの先が黒いので、この名があります。オスは後ばねの縁が黒いので、他のヒョウモン類との区別は比較的容易です。幼虫の食草はスミレ類で、庭のパンジーなどにもつきます。このためか、南方系のチョウですが、四日市市でも普通に見ることができます。 

トノサマバッタ

トノサマバッタの写真トノサマバッタの写真(2)

トノサマバッタは、河原や広場、田や畑のまわりなどいろいろな場所で生活しています。草の中にすむものは草色に、土の多い所にすむものは土色をして目立たない色をしています。幼虫も成虫とよく似た形をしており、さなぎの時期がありません。幼虫、成虫とも同じ草を食べてくらします。秋に卵を土の中に産み、次の年の5~6月ごろには、幼虫が生まれます。

ナナフシ

ナナフシの写真

成虫は6~7月頃現れ、11月頃まで見られます。平地~低山地の明るい雑木林やその林縁にすみ、種々の木の葉を食べます。雄だけで卵を産み、子孫を残す単為生殖をします。 体全体が棒状で、木の枝に擬態するので有名です。写真のどこにナナフシがいるかわかりますか?

ナナホシテントウ

ナナホシテントウの写真

ナナホシテントウは、背中に斑紋が7個見られます。成虫は草木の茎につくアブラムシを好んで食べるのでアブラムシのいる草木で卵や幼虫、サナギ(写真右)を見つけられます。羽化の時間は短く、羽化が始まる前には、体がすけて見えたり、もぞもぞ動いたりします。羽化してしばらくすると斑紋が現れます。板べいのすきまなどにかたまって冬を越しているのもよく見られます。

モンシロチョウ

「ちょうちょ、ちょうちょ、なのはにとまれ…」の童謡にも歌われている私たちに最も親しまれているチョウです。キャベツが大きくなる春と秋に畑でよく見かけます。キャベツやタネツケバナなどのアブラナ科植物に産卵し、幼虫は、その葉を食べて大きくなります。少年自然の家周辺ではスジグロチョウが多くなります。

このページに関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎5F)
電話番号:059-354-8188
FAX番号:059-354-4412

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