議長あいさつ

四日市市議会　議長　樋口　龍馬

　四日市市議会では、女性の政治参画が進み、市議会は大きな転換期を迎えています。市民がより政治に参画できるように、四日市市議会は、さらにその権能を高めていく必要があると考えています。
　議会改革について検討を行う会議体を設置し、今後、議会改革をどのように進めるのか、４年間のロードマップの作成を含めて検討していきます。今後４年間の議員任期の中で、どんなことを変えていけるのかを考える礎となる１年にしたいと考えています。
　一方で投票率は低下の一途を辿っています。そこで、議会の広報広聴に関しては、市民の皆さんに分かりやすく市政を発信し、世代を問わず、より多くの市民が政治に興味関心を持っていただくことが急務と考えています。あらゆる媒体を活用して、議会全体の発信力を高める取り組みを行います。
　また、議会の調査法制能力をより高めていく必要があると考えています。四日市市議会は、所管事務調査等を活発に行っていますが、それをさらに深化させるべきと考えます。審査効率を高めるとともに、所管事務調査等の励行に取り組んでまいります。
非常に大切な転換期である令和５年に議長に就任させていただいたことに感謝し、この感謝の気持ちを職務を全うすることで市民の皆さんにお返しをしてまいります。

令和５年５月15日

四日市市議会議長　樋口 龍馬