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こにゅうどうくん

平成30年03月09日 記者会見要旨

問い合わせ番号:15217-8773-9110 更新日:2018年 3月 12日

市長定例記者会見

日時

平成30年3月9日(金曜日) 午前11時~

場所

7階部長会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、CTY、中日新聞、毎日新聞、読売新聞

市側

市長、舘政策推進部長、永田健康福祉部長、松岡政策推進部参事・秘書課長、田中障害福祉課長、小松広報広聴課長ほか

発表事項1.ヘルプマークの啓発と普及について

市長:ヘルプマークは、皆さんご存じのとおり、義足や人工関節を使用している人、内部障害や難病の人、また妊娠初期の人など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている人たちが周囲の人に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるように作成されたマークである。東京都から発信されたマークであり、四日市市はこのヘルプマークのストラップの配布を開始する。

 ヘルプマークの啓発と普及の一環で、このヘルプマークのストラップの配布を3月20日に開始する。それに併せて、大規模なヘルプマークの啓発イベントも実施していく。

 このストラップを配布しているのは、現在19都道府県、18市町である。19の都道府県では配布を開始しており、都道府県単位でないところは18市町配布している。ストラップに関しては、三重県は平成30年6月から配布すると聞いているので、三重県に先駆けて四日市市がストラップの配布を始めるということである。

 ポイントは、ストラップの裏に「こにゅうどうくん」が載っていることである。ヘルプマークのストラップは、無地の点線が入ったシールが一般的で、こういったご当地のキャラクターを載せたストラップは非常に珍しく、四日市ならではの取り組みになろうかと思う。

 3月20日のイベントは、まず街頭での啓発活動をしていく。また、ポスターを170枚ほど作成して、市内の公共交通機関や公共施設に掲示する。県もヘルプカードの配布を始めているが、ポスターは作成しておらず、三重県で初めてのポスター掲示になる。公共交通機関で156枚掲示をすることになる。鉄道は駅になるが、近鉄、JR、三岐鉄道、伊勢鉄道、あすなろう鉄道に貼る。バスは三岐バス、三重交通にご協力いただいて、車内に掲示していく。あとは公共施設で、3月2日から170枚ほどが市内に一斉に貼り出されるということで、非常にインパクトの強いものになると考えている。四日市も一生懸命、全国的な広がりを見せているこのヘルプマークの普及・啓発に努めていきたいと思っているので、ぜひともご協力を賜りたいと思う。

永田健康福祉部長:3月20日、朝の通勤時間にあわせてPRする。市長と「こにゅうどうくん」も応援して啓発活動させていただく。県のヘルプマークのアンバサダーになっている小崎さんも予定していただいており、ご本人の体調に問題がなければ、PRにご協力いただけることになっている。 

質疑応答

質問:ヘルプマークはどうやって取得するのか。

回答:障害福祉課の窓口と、保健所の保健予防課の窓口に置かせていただく。ご本人、もしくは代理の人でも申し出ていただければ、特に申請なども必要なくお渡しさせていただく予定になっている。(田中障害福祉課長)

質問:いただける基準はあるのか。

回答:外から見て分かりづらいということで、ご本人からの申し出があればお渡しさせていただく。(田中障害福祉課長)

 特に証明がいるということはない。(永田健康福祉部長)

 既に県のヘルプカードは配っているが、このストラップ型のヘルプカードを付けたいという人が多く、四日市は三重県に先行して、まずはストラップを自前で設けた。(市長)
 

 小さいカードよりストラップ型のほうが電車に乗っていて分かりやすいので、利用される人としては安心して使えるということである。(永田健康福祉部長)

質問:19都道府県18市町は、ストラップ型を配布しているところか。

回答:そのとおりである。(田中障害福祉課長)

質問:県内でこのストラップを配布している自治体はあるのか。

回答:本年3月1日から伊勢市で配布を開始したと聞いている。(田中障害福祉課長)

質問:今のところ、伊勢市のみか。

回答:今のところ、伊勢市のみである。(田中障害福祉課長)

 あまり大きな報道になっておらず、ぜひ四日市を大きく報道していただきたい。(市長)

 知っていただくことが重要で、市民が知らないと意味がない。(永田健康福祉部長)

質問:ポスターも大々的に掲示して、県とは違うということであるが、伊勢市と四日市の違いは何か。

回答:バスは車内にも協力していただけ、公共交通機関、全部でPRに協力していただけるということである。公共交通機関に乗る人がヘルプマークを利用するということであるので、そこを中心にPRする。(永田健康福祉部長)

質問:伊勢市はポスターを掲示していないのか。

回答:していない。(永田健康福祉部長)

 伊勢市はホームページに「配布を始めました」ということを載せているだけである。(田中障害福祉課長)

質問:市内公共施設に掲示というのは、地区市民センターなどということか。

回答:まずは、例えば四日市市文化会館といった人が大勢集まっていただけるようなところを中心に貼っていこうと考えている。(田中障害福祉課長)

 あさけプラザ、文化会館といった公共施設の集客施設のようなところである。(永田健康福祉部長)

 地区市民センターは、順次、拡大していこうと思っている。(田中障害福祉課長)

質問:裏面の点線は、何を書くところなのか。

回答:例えば、ご自身の血液型であったり、病気の状態であったり、ご本人が周りの人に知っていただきたいことを、ご本人の判断で書いていただくことになる。(田中障害福祉課長)

 この点線だけのシールは、通常どこでもある。(市長)

 付けていただくことは自由である。付けなくてもいいし、付けていただいてもいい。(田中障害福祉課長)

質問:他の自治体も同じように作っているのか。

回答:マークとして「こにゅうどうくん」は入っていない。(永田健康福祉部長)

 四日市は、「こにゅうどうくん」と四日市市の名前を入れたということである。(市長)

質問:市内の配布場所では、市民だけしか受け取れないのか。

回答:基本的には、市民を中心に考えているが、必要という人がお見えになったときはお渡しさせていただくような形にはなろうかと思う。(田中障害福祉課長)

 市民に住民票を持って来てというわけにもいかないので、確認としては本人の申し出だけである。(永田健康福祉部長)

質問:例えば、こにゅうどうくんが欲しいという人が来ればもらえるのか。

回答:四日市へ通勤している人もいれば、通学している人もいるかもしれない。そういう人にはお渡ししていいのではないか。(舘政策推進部長)

 交流人口が増えることは良いことである。(永田健康福祉部長)

質問:19都道府県18市町は、全国37自治体ということか。都道府県の18市町ということか。

回答:都道府県が配布すると、その都道府県にある市町には、県から市町に配布される。それぞれ配っている県では全市町村で配布できるという状態になっている。例えば、北海道では配っているので、北海道の市町村ではどこの窓口に行ってももらえる。(田中障害福祉課長)

質問:実施主体が県ということか。

回答:他の18市町は、19都道府県以外の県の自治体で、複数同じ県で配っているところもあるのでイコール県の数にはならない。(市長)

 それを独自で市としてやるということである。(永田健康福祉部長)

 

発表事項2.四日市市長の育児休暇の取得について

市長:私ごとになるが、2月18日に第3子が生まれた。男の子が3人続いたが、これを契機に育児休暇を取得していくことを決定した。四日市市ではワーク・ライフ・バランスに努めており、「子育てするなら四日市」という空気感をつくっていきたいという取り組みをずっとしてきている。昨年も3月4日にイクボス宣言をしている中で、自らが先んじて取り組みをしていかなければいけないということで、父親という立場で育児休暇を取る。それが4月23日から27日の平日5日間ということになる。この5日間は、基本的に公務は入れないということにしている。四日市市役所自体の男性の育児休暇取得率が3%程度で、トップ自らが育児休暇を取ることによって、取得率をもっと押し上げていきたいということもあるし、ひいては市役所から市内の事業者に波及していくことも望んでいる。

 育児休暇中は家事全般をしていこうと思っている。家事をしたことがあまりないが、これを機に、1週間、全ての家事をやって、家事の大変さを痛感した上で、これからのイクボスへの取り組みにもつなげて頑張っていきたいと思っている。さまざまな市役所の取り組みとして、育児休暇中には、いろいろなインタビューや企画ものも同時並行しながらやっていきたいと思っている。「市長が、今、育児休暇中です」みたいな感じで、ユニークな取り組みを発信していけるようなことも考えており、ぜひとも空気感をつくっていくということで休暇をとらせていただく。

 三重県では、伊勢市長と知事、桑名市長も育児休暇を取られている。 

質疑応答

質問:第1子、第2子のときは市長就任前だと思うが、こういった育児休暇という形でとられたことはあるのか。

回答:第1子のときは民間企業で、とっていない。第2子のときは、市議会議員選挙の前で、とる立場にはなかったので、今回が初めてである。(市長)

質問:育児休暇を取ることに対して、奥さまの反応はどうであったか。

回答:最初は「休んで何をするの」という反応であった。家事全般やると言って、果たしてどこまでできるのかということはあるが、できる限りの家事をしていきたいと思っている。(市長)

質問:お生まれになったのは2月の何日か。

回答:18日である。(市長)

質問:3人とも男の子なのか。

回答:そのとおりである。3人目の男の子である。(市長)

質問:第1子、第2子がいて、市長があまり家にいる時間がないので、子どもに距離感を感じていたみたいなことがあって、1回は育児休暇を取ってみたいような感じか。

回答:正直、第1子、第2子のころは、そういう発想が全くなかった。育児を助けていくことは、自分のできる限りの範囲内だけでいいと思っていた。育児休暇という制度があって、今は市長という立場でもあり、育児休暇を普及する立場でもあるので、実際に経験してみないと推奨もできないと思った。(市長)

質問:子どもさんと、今距離感を感じていて、この機会にもっと縮めたいということはあるのか。

回答:上の子どもは寂しさを感じているところはあるかもしれない。絶対的な時間が少ないので、上の子どもたちに対する時間も、この5日間には含まれてくるんだろうということはある。(市長)

質問:ツイッターなどを活用していくのか。

回答:ツイッターやフェイスブック、ブログでも発信していきたいと思っている。(市長)

質問:どのように発信していくのか。

回答:「育児休暇取得中」みたいな発信である。「家事やりました」「家事やっています」とかである。(市長)

質問:どんなことの育児をしているのかを発信していくということか。

回答:多分苦闘すると思うので、その苦闘ぶりを発信する。料理も10年以上、作ったことがないレベルなので、ある意味、面白いかもしれない。このタイミングでしか、作る機会はないかもしれない。市の広報などでも、できる限りそういった部分も、クローズアップしていければ、育児休暇を普及していけると思っている。(市長)

質問:ツイッター、フェイスブックは市長の個人のものか。

回答:私の個人のものになると思うが、市のホームページに「市長の部屋」というものがあり、そこを使っていくのも一つあると思う。「育児休暇取得中」といったバナーなどを入れたりしても面白いかもしれない。育児休暇まで1カ月あるので、いろいろ考えていきたいと思う。(市長)

質問:知事というのは、鈴木英敬知事が育児休暇をとられたのか。

回答:2回とられたようである。(市長)

質問:男性職員の育児休暇取得率で、3%とはいつの数字か。

回答:ここ数年のアベレージである。年度により数値の違いはあるが、押しなべて3%程度だということである。(市長)

質問:男性の市の正規職員か。

回答:そうである。1日からでも取得できる制度であるが、なかなかまだ3%程度だということである。(市長)

質問:3%とは、低いのか。

回答:全国的にも3%程度とは聞いているが、そもそも全国レベルが低いので、これをもっと押し上げていかなければいけないという思いはある。(市長)

質問:家事で、もちろん育児をやっていきたいということであるが、特にやってみたいことはあるのか。例えば、1日中、抱っこしていたいとか。

回答:そもそも全然やっていなかったということが分かってしまうが、妻のために料理を作ったことがないので、1回やってみたい。妻の反応を聞きたいと思う。(市長)

質問:お惣菜とか、レンジで温めるだけではなくて、全部自分の手作りでということか。

回答:5日間あるのでどうするのか分からないが、何かやりたい。公務は基本的に入れないということなので、それをしなければやることがない。(市長)

 

その他

質問:名古屋市で小学校の部活を廃止するというような話があるが、教員の負担を減らすために、四日市市もそのようなことを考えたりするのか。

回答:本市では、小学校に名古屋市のようなクラブ活動はないが、教員の多忙化を解消するために「教員するなら四日市プロジェクト」を組んで、例えば部活指導員の外部委託や校務支援システムの導入、先生をサポートする補助員の導入といった検討は進めている。手法は名古屋市とは違うが、方向性は同じで、かなり力を入れて、お金もかける気持ちで、今、取り組んでいる。(市長)

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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