平成30年08月03日　記者発表資料　萬古焼が登場する黄表紙の展示と翻刻図録の販売について

　四日市市立博物館では、現在、開館25周年記念企画展「ばんこやき再発見！」（弄山生誕300年萬古焼所蔵館連携事業）を開催中です。館蔵の270点の萬古焼を、茶器や酒器、食器など使用する場面に合わせて展示しています。この展覧会に合わせて、萬古焼が登場する江戸時代の黄表紙（大人向け絵本）を展示した特別コーナーを会場内に設けましたので、ご案内いたします。

 展示について

展示資料名　『書雑春錦手(かきまぜてはるのにしきで)』（天明８[1788]年刊行、国立国会図書館所蔵、パネル展示）
博物館　４階特別展示室
展覧会観覧料　一般500円、高・大生300円、中学生以下無料
9月2日(日)まで（月曜休館、ただし、8月13日は特別開館）
開館時間　9：30～17：00（展覧会への入場は16：30まで）

 図録販売について

　販売図録名　『大江戸やき物語　翻刻　書雑春錦手』　定価600円、販売数400部（限定）
36ページ、二色刷り(表紙のみカラー)、図版19点、本文30ページ、解題3ページ
博物館１階ミュージアムショップにて販売中
（営業時間：開館日の10：00～16：50、土曜日のみ～18：30）、8月13日（月）は特別開館
くずし字で書かれた文字を活字に置き換え（翻刻）、さらに平仮名表記には振り漢字を付け、現代人にも読みやすいように工夫。難しい語句には解説を付けた。

 関連行事

　　8月18日（土）「古文書で知る江戸時代」（10：00～正午、博物館１階講座室）
第５回「古文書を読む前に（2）」で、『書雑春錦手』の紹介と説明をおこないます。
参加費300円、当日受付、先着順（定員70人）
 

 『書雑春錦手』の詳細は配布資料をご覧ください。

以上

担当　　　　
企画普及係
廣瀬　毅　
０５９−３５５−２７０２