令和05年11月21日　記者発表資料　ＤＩＣ株式会社との脱炭素化に向けた廃プラスチック類の資源化に関する実証実験について

　四日市市とＤＩＣ株式会社は、令和５年７月に締結した「脱炭素社会の実現及び継続的な産業振興の両立に関する包括連携協定」に基づき、下記のとおり、廃プラスチック類の資源化に向けた実証実験を実施します。

 　　　記　　　 

１．実証実験の概要

　四日市市役所職員を対象に、市役所庁舎内に回収ボックスを設置し、食品トレーなどのポリスチレン（PS）製品を中心とした廃プラスチック類の回収を行います。
　ＤＩＣ株式会社は、回収した製品の分別状況や汚れの状態などについて分析を行い、効率的なPS製品の回収方法や、周知方法について検討を行います。

２．回収する廃プラスチック類

（1）食品トレー（PS）
（2）透明蓋（素材問わず）
（3）その他のPS製品（乳酸菌飲料容器など）

３．実証実験の期間

　第1回：2023年11月27日（月）～12月8日（金）
　第2回：2024年2月予定

４．実施場所

　四日市市役所地下1階　守衛室前（〒510-8601 三重県四日市市諏訪町1番5号）

５．今後について

　実証実験の結果を踏まえて課題などを整理し、市の公共施設に回収拠点を設置するなど、広くPSの回収を進めることを検討します。
　回収したPS製品は、ＤＩＣ株式会社においてPSの原材料（スチレンモノマー）に再生するケミカルリサイクルを進めることで、脱炭素社会の実現及び継続的な産業振興の両立を目指します。
 

【問い合わせ先】　
　環境部生活環境課　　　春日井、東内
　　　電話　354-8192（内線2408）