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感染性胃腸炎に注意しましょう!(ノロウイルスによる食中毒予防について)

問い合わせ番号:15446-7123-3058 更新日:2024年 4月 17日

感染性胃腸炎について

感染性胃腸炎は、冬から春にかけて流行しやすい感染症です。

原因となるウイルス

「ノロウイルス」「ロタウイルス」などです。
季節によって、流行しやすい原因ウイルスが変わります。
春~初夏:ロタウイルス
冬季:ノロウイルス

主な症状

下痢、吐き気、おう吐、腹痛(発熱は軽度) など

  • 24~48時間の潜伏期間(感染してから症状が出るまでの期間)を経て、
    通常は症状が1~2日続いた後、回復します。
  • 症状がひどい場合、脱水症状を起こす場合があります。

感染経路

  • 症状のある人のおう吐物や便から、手指を介して口に入り、感染する場合
  • 汚染された水、食品から感染する場合

予防方法

 家庭においては、次の点に注意して、食中毒の予防にも心がけてください。

  1. 手洗い
    • 調理前後、食事前、トイレの後、おむつ交換の後、患者の世話の後などには、
      石けんを使って流水で手をしっかりと洗いましょう。
  2. 患者の排泄物(吐物や便)の処理時の注意
    • 処理をする人の感染を予防するため、マスクや使い捨て手袋を着用しましょう。
    • 窓を開けるなど換気を心がけましょう。
    • おう吐物などで汚れた床を拭く場合は、次亜塩素酸ナトリウムの塩素系消毒剤や
      家庭用塩素系漂白剤(塩素濃度0.02%で薄めたもの)で拭き、消毒しましょう。
    • 拭き取った雑巾、ペーパータオルは、ビニール袋に入れ消毒、密閉し捨てましょう。
  3. 食品の加熱
    • 食品は十分に加熱して調理しましょう。
    • 調理したまな板や包丁は、すぐに熱湯消毒しましょう。

また、食品関係事業者においては、特に従事前の従業員の健康チェックを行い、下痢やおう吐等の症状がある方は、調理に従事しないようにしましょう。
症状が治まっても、通常では1週間程度長いときには1ヶ月程度はウイルスが排泄されている可能性があるので、注意が必要です。 

消毒について

ノロウイルスやロタウイルスには、アルコール消毒は効果がありません。

おう吐・下痢の症状がある場合は、煮沸消毒(85℃以上で1分以上)を行うか、次亜塩素酸ナトリウムを使用して消毒しましょう。

※次亜塩素酸ナトリウムは使用期限内のものを使用してください。

消毒液の作り方(原液濃度5%の場合)

消毒対象 濃度 水と原液の使用量
便や吐物が付着した床、便器など 0.02%
200ppm
2Lのペットボトル1本
原液 10ml
(ペットボトルキャップ2杯)
拭き取ったおう吐物や手袋など(ビニール袋に密閉し、おう吐物を浸す) 0.1%
1000ppm
500mlのペットボトル1本
原液 10ml
(ペットボトルキャップ2杯)

 

三重県の感染性胃腸炎定点当たり患者届出数

四日市市 三重県
第11週(3/11~3/17) 3.86 6.22
第12週(3/18~3/24) 4.86 5.82
第13週(3/25~3/31) 4.14 4.89
第14週(4/1~4/7) 3.14 3.76
第15週(4/8~4/14) 3.43 5.73

三重県の感染性胃腸炎定点当たり患者届け出数(2024年15週現在)

定点とは、発生状況を知るために県が指定した医療機関(小児科)で、県内には45医療機関(うち、四日市市7医療機関)あります。

関連リンク

お問合せ先

  • 感染症のことについて
    四日市市保健所 保健予防課
    TEL:059-352-0595
    FAX:059-351-3304
     
  • 食品のことについて
    四日市市保健所 衛生指導課
    TEL:059-352-0592
    FAX:059-351-3304
     

 

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