令和08年06月23日 記者会見要旨
問い合わせ番号:17835-8348-6773 更新日:2026年 7月 13日
市長定例記者会見
日時
令和8年6月23日(火曜日) 午前11時00分から
場所
本庁6階 本部員会議室
出席者
報道機関
朝日新聞、伊勢新聞、NHK、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ、
(YOUよっかいち)
市側
市長、釜瀬スポーツ課長、西市制施行130周年記念事業推進室長、加藤広報マーケティング課長
発表事項1.四日市市温水プール完成および完成披露式典、無料開放の実施について
市長:本日は、二つのスポーツ施設のリニューアルオープンについて発表する。まず一つ目は、四日市市温水プールの改築工事が無事に完了し、7月1日からリニューアルオープンする。本施設は今回の改築工事で、Nearly ZEB認証を取得した。これは市内の公共施設の中で、消防の西南出張所、食肉・衛生検査所に次ぐ3例目の環境配慮型施設である。
改築内容として、温水プール自体の機能の変化はないが、延べ床面積を約1850平米へ拡張し、改築前の1156平米から、約1.6倍の広さとなった。それに伴いプールも拡張し、25m×7レーンを整備した。以前のプールは日本水泳連盟の公認を取得していなかったが、この改築工事で、公認を取得したプールとなった。
また、多目的更衣室、多目的トイレ、採暖室など、アンダーラインで示している部分を新たに整備し、さまざまな諸室を配置した。そのほかにも、おもいやり駐車場、バイク置き場、太陽光設備を設置した。事業費は、約20.2億円である。
7月1日のリニューアルオープン日の午前9時から、同所で温水プール完成披露式典を開催する。これにあわせ、市民に向けて、披露式典終了後の9時半ごろから閉館まで、温水プールを無料開放するので、ぜひ発信していただきたい。
また、記者クラブの皆さんには、6月30日午前9時~10時の予定で、事前の内覧会を予定している。ぜひ多くのみなさんに、参加していただきたい。
質疑応答
質問:プールが大きくなっているが、1から造り直したのか。
市長:その通りである。建物を取り壊してもう一度造った。
質問:日本水泳連盟公認のプールにするために、少し伸ばさないといけなかったのか。
回答:公認を取るために、プールのレーン幅を2mから、2.5mとした。(スポーツ課)
質問:長さではなく、レーン幅が重要か。
回答:距離も、25mを厳密に測定しているが、レーン幅も広げている。(スポーツ課)
質問:レーン幅を広げたことで、大会を誘致するなどの予定はあるか。
回答:従来であれば、非公認の記録だったものが、今後は公認の記録となることで、市民の皆さんが公認記録として、エントリーやチャレンジができる機会が増える。また、外部の大会も開催できる形となるため、有効に活用したいと考えている。(スポーツ課)
質問:どのように活用してもらいたいなどアピールはあるか。
市長:プール面積も拡張し、公認も取り、諸室なども充実したことで、より使いやすいプールになったので、さまざまな大会・活動など多くの皆さんに活用していただきたい。
質問:最近は長水路の50mプールが多いなか、25mプールになった理由を教えていただきたい。また、公認を取得したことで、大会活動への活用も念頭に置いているようだが、観客席がない。大会規模として、東海大会というより、市民大会などを考えているのか。
市長:詳しくは後ほど担当から説明するが、今回は基本的に、温水プールの建て替えであり、そのなかのできる範囲で最大限の施設として、隣の敷地も合わせた形で改築を行った。
回答:25mプールの理由は、市長から説明があった通り、今回の改築は基本的に、そのまま現地で改築することで計画した。50mプールとなると、もっと広い土地が当然必要で、現地での建て替えでは、基本的に25mとなる。観客席については、市議会でも議論となったが、温水プールの立地しているエリアが都市計画法上の工業地域で、観客席を設けることが出来ないため、設けない形で建て替えをした。
今後、7月11・12日に、中学校総合体育大会の三泗地区予選、そのほかにも、7月18日に、市の学童の水泳記録会、9月には、市民の水泳大会、来年3月には、市民の水球大会を予定している。基本的に市民を中心に利用していただくことになる。(スポーツ課)
発表事項2.四日市市霞ケ浦第1野球場改修工事完成およびリニューアルイベントの実施について
市長:霞ケ浦第1野球場の改修工事が終了し、7月1日にリニューアルオープンをする。主な改修工事内容は、グラウンド内外野全面人工芝化、エレベーターおよびスロープの設置、本部施設棟の各諸室の整備、夜間照明設備のLED化、スコアボード改修、土盛りスタンドフェンス改修で、事業費は約14.5億円である。
今回のリニューアルオープンにあたり、6月28日13時から、リニューアルイベントとして、ファームリーグ公式戦中日ドラゴンズ対東京ヤクルトスワローズの試合を開催する。これに併せ、セレモニーも行う。毎年ファームリーグの誘致を行っているが、今回はリニューアルイベントとして、どなたも無料で観戦していただける。詳しくは、配布資料の通りである。イベントを通して、多くの皆さんに、新しい霞ケ浦第1野球場を見ていただくきっかけになればと考える。
オープン後、7月は、第108回全国高等学校野球選手権の三重県大会の利用がメインとなる。1回戦から決勝戦まで計18試合を霞ケ浦第1野球場で開催する。
また、6月24日午前10時から、記者の皆さんを対象に、内覧会を実施するので、お越しいただきたい。
質疑応答
質問:改修前は、内外野はどのような状態だったか。
回答:グラウンドは、内野が土で外野が天然芝だった。今回の改修工事で、内野も外野も人工芝に張り替えた。(スポーツ課)
質問:座席数や両翼距離の変更はないか。
回答:変わっていない。メインスタンドが1993席、内野スタンドが2812席、外野側が席はなく芝生になっており、ここに3000人ほど収容でき、トータルで最大7000人超が収容可能なキャパシティである。(スポーツ課)
質問:ファームの試合は何度も誘致しているが、1軍の試合を誘致する考えはないか。
市長:仕様的に、1軍の試合には対応できない。
回答:1軍の試合を行っている地方球場もあるが、残念ながら、この球場では対応が難しい。そこは課題のひとつでもある。(スポーツ課)
質問:内野を土から人工芝にしたとのことだが、見た目が土の様に見えるが、この茶色い部分が芝か。
回答:薄い茶色と濃い茶色の2色になっており、薄い茶色の部分が、アンツーカーと呼ばれるマウンド、ホーム、1塁、2塁、3塁で、ここには土が入っていて、それ以外の濃い茶色の部分は人工芝である。純粋に言うと、アンツーカー部分以外は人工芝で、いわゆる全面人口芝とは、このタイプのことを言う。(スポーツ課)
質問:事業費が14.5億円とのことだが、すべて市費か。
回答:市費とスポーツ振興くじの助成金をいただいている。(スポーツ課)
質問:それぞれ金額の内訳を知りたい。
回答:グランドの全面人口芝化については、スポーツ振興くじの助成金3,840万円を利用する予定で、残りは市費である。(スポーツ課)
質問:土盛りスタンドフェンスとあるが、土盛りとスタンドとフェンスの各々を改修したと考えてよいか。
回答:土盛りスタンドフェンスはグランドと観客席を隔てる外野フェンスではなく、球場自体とその敷地の外側を隔てるフェンスのことで、この部分が老朽化していたので、改修した。(スポーツ課)
質問:28日のリニューアルイベントで、現状の写真は撮れるが、改修前の写真の提供は可能か。
回答:可能である。(スポーツ課)
質問:このリニューアルの注目点、どのあたりがすごいのか。
市長:観客席などは変わっておらず、主に、競技をする選手にとって、グランドの全面人工芝化などで、非常に使いやすい施設になった。
回答:人工芝と普通の土のグラウンドを比べると、イレギュラーが少ない。また、雨が降った後でも水はけが良い。夏場は人工芝の方が若干暑いというデメリットもあるものの、プレーはしやすくなると考えられる。(スポーツ課)
市長:さまざまなケアに対する諸室を設けたことで、大会などへの対応も利便性が高い。また、エレベーターやスロープを設置したため、観客の移動に関しても、容易になる、夜間照明のLED化とスコアボードが改修されて綺麗になるなど、全容を記してはいないが、球場としての価値が高まっている。全面人工芝化しているため、観覧しても、非常に綺麗だと感じられるだろう。
質問:高校野球の大会で、早速使われるが、どのような熱戦を期待されるか。
市長:この霞ケ浦第1野球場では、決勝戦が行われる。今回綺麗になった霞ケ浦第1野球場で、多くの高校生球児が最高のプレーを見せてくれることを願う。環境を整えた良い球場で、良いゲームを期待する。
質問:人工芝は暑くなりやすいという話だったが、夏場は、プレーにも影響するのではないか。
回答:水を撒き、温度を下げるなど一定の配慮が必要だと考える。また高校野球の試合日程も、夏の暑い時間帯を避けて設定されているため、その辺りを回避しながらプレーしやすい時間帯でプレーすることになるのではないか。(スポーツ課)
市長:高校野球も、現在2部制で行われている。
質問:暑さ対策は、夏場はある程度回避できると考えるか。
回答:水を撒いて温度を下げるなどの対策は、一定程度必要になると考える。(スポーツ課)
発表事項3.四日市市制施行130周年記念事業キャッチコピーの決定&シンボルマークの公募開始
市長:本市は、来年度、市制施行130周年を迎える。四日市市は明治30年8月1日からスタートし、全国で45番目に設定された歴史がある街である。この130周年を盛り上げるために、1年前の今年度から、130周年の記念事業を担当する部署を設けた。
今回、130周年を広くPRするために、シンボルマークを募集する。そのシンボルマークを募集するにあたり、庁内で選定委員会を発足し、「130年、その先へ、未来を拓く四日市」というキャッチコピーを決定した。このキャッチコピーには、130周年記念事業を契機に、未来に続くまちづくりに向けた持続可能な発展を目指すこと、また未来を拓く機運を醸成する未来志向の思いを込めた。これを念頭に、このイメージに合うシンボルマークを募集していく。
配付の資料の下部にあるように、キャッチコピーの部分とシンボルマークの部分を分け、キャッチコピーの部分は、市で対応し、シンボルマークを募集する。
募集期間は、明日6月24日から8月3日(必着)で、対象者は、四日市市に思いや愛着のある人であればどなたでも可能である。応募条件は、四日市130周年といった文字を使用、四日市をイメージしたもの、キャッチコピーを意識したもの、「こにゅうどうくん」が登場するものとする。申し込み方法は、電子および郵送である。
結果発表は、10月中旬ごろを予定しており、最優秀者1人に泗水十貨店詰合せを贈呈する。詳しい要項は、ホームページ上で、明日より公開をする。シンボルマークが決定したら、これを基本に、加工し、キャッチコピーを埋め込み、ロゴマークが完成する。ぜひ多くの皆さんに、130周年を盛り上げるシンボルマークを提供いただきたい。
質疑応答
質問:キャッチコピーは、職員が作ったものを庁内選定委員会で選定したということか。
市長:そのとおりである。
質問:シンボルマークは1人何点でも応募してよいか。
回答:応募は、1人1点とする。(市制施行130周年記念事業推進室)
質問:最近だとAIを使い作成するといった方法もあるが、禁止するものはあるか。
回答:AIで作成した場合、著作権はAIの使用者になる。AIで作成したデザインが他の著作権に影響を及ぼすものでなければ、今回の公募では受け付ける。(市制施行130周年記念事業推進室)
質問:AIで作っても、良いということか。
回答:そうである。しかし、AIが他のデザインを盗作してきたなど、他の権利を脅かす場合、その作品は受け付けることができない。(市制施行130周年記念事業推進室)
質問:AIで作った場合、応募時に、明示しなければいけないか。
回答:明示する要求は想定していない。(市制施行130周年記念事業推進室)
質問:説明のなかで、最優秀のものを選び、それを加工してシンボルマークにするとのことだった。応募作品がそのままシンボルマークになるわけではないということか。
市長:キャッチコピーは別であるため、それと一体化させなければならない。
回答:平たく言うと、キャッチコピーは考えたので、絵を考えてもらう。それを一体化するために、デザイン会社が最終的な仕立てをして、最後一つのマークに完成する。(市制施行130周年記念事業推進室)
質問:加工するとは、構造を変えるわけではないのか。
回答:基本的に、製作者のデザインを踏襲する。あくまで整えるという意味合い。(市制施行130周年記念事業推進室)
質問:このシンボルマークの応募に関して、市民に向けてのコメントをいただきたい。
市長:来年、130周年を迎えるにあたり、大いに盛り上げていきたい。キャッチコピーも未来志向のものとなっているので、130周年未来志向で大いに盛り上げていただけるシンボルマークを多くお寄せいただきたい。
その他
(プロスポーツチーム誘致について)
質問:プロ野球の中日ドラゴンズの2軍本拠地の誘致の可能性について、現在の検討状況はどうか。
市長:5月27日に中日球団から公募の公式発表があった。その内容を精査したのと、これまでの本市の調査結果を踏まえて、2軍誘致を行わないという結果になった。
当初、2軍誘致の話が出た時には、霞ケ浦の三つの野球場を活用すれば、新たな設備投資を行わなくても誘致可能であり、環境が整っているという優位性があるという思いを持っていた。
その際は、第1野球場をメイン球場、第3野球場をサブ球場として使うという案だったが、公募条件の発表においては、サブグラウンドも用意するということで、結果市民が全く野球場を利用できなくなるという状況に陥る。
その他、霞ケ浦緑地内は都市公園法により、建蔽率の関係から新しい建物がなかなか建てられない、また、居住目的となる選手寮も整備できない。近くの土地を探すとなると、国道23号の西側になるが、公募条件である一団の土地にはそぐわなくなる。
さらに、霞ケ浦第1野球場をメインに使うとしても、現状では規格外ということで、更なる改築か改修が必要となる。リニューアルしたばかりに、また改修となると非常にハードルが高い。
新規に用地を確保するという選択肢もあり、ほとんどの手を挙げている自治体は新規用地確保で動いていると思うが、球団が示す7~8万平米の土地は公有地ではなく、民間でも適地が見当たらない。仮に見つかったとしても、基本的に自治体が整備の大半を担わないといけないこととなるだろうことから、非常に多額の設備投資が必要になってくる。ちなみに千葉ロッテマリーンズのファーム拠点の移転を進めている君津市では、用地費を除いて150億円を用意したという事例があるので、ここまでとは言わなくても相当金額を準備しなければいけない。
本市は現在、中心市街地再開発プロジェクトなどの大型事業を実施しており、2軍誘致に注力することはなかなか難しいという状況である。既存の設備で難しく、新しい用地取得についても用地がない、また、あったとしても多額の投資が必要になるため、今の本市の実情からすると厳しいという判断になった。
付け加えて言うと、ぜひ桑名市には頑張っていただきたいなと思う。何とか三重県にはと思っているので、四日市市からも応援をしていきたいと思っている。
質問:桑名市へ協力していきたいとは、どういう面で協力できると考えているか。
市長:気持ちとして応援したいということ。移転するのであれば、やはり近いところにファームが来てもらうことが望ましいし、本市も一度検討対象に挙がったわけなので、どこまで経済波及効果があるか分からないが、県内を盛り上げていただけるような結果になればと思う。
質問:県内ではホンダヒートが移転するなど、プロスポーツはかなり少ない状況だが、県内にプロスポーツを新しく誘致できることのメリットは何と考えるか。
市長:やはり地域にプロスポーツチームがあるというのは、まちがひとつになれる大きな要素、力になると思う。まちづくりには、ハード整備も大事だが、シビックプライドを生み、地域を愛していくという意味でスポーツは大事である。
三重県は全般的にプロスポーツチームが少ないという状況があり、私も非常に残念な思いである。そのため、今回ヴィアティン四日市がSVリーグに挑戦をすると表明したことについては、しっかりと応援をしていきたい。
質問:先ほど、霞ケ浦第1野球場は規格外だということだったが、これまで球団との話ではそのような話はなかったのか。
回答:球団が5月27日に発表した新拠点のコンセプトの一番目が、「誰もが高めあう最高の育成環境」であり、既存施設のリニューアルというよりは新規の感が強い。個人的にはゼロから作ることを想定されていると思う。どこかの自治体がしっかりと整備してもらった方が中日球団さんとしても望まれているとは思う。(スポーツ課)
質問:発表の5月27日から、第1次指定案の締め切りまでの期間が2カ月で非常に短かったことは、断念した要因に入るか。
市長:霞ケ浦緑地の開発が制限されていることなどは事前の調査、整理が出来ていた。また今回の発表では大きな構想を掲げられていたことからも期間は関係ない。
(くすの木パーキングについて)
質問:破産管財人との交渉に進捗はあるか。
市長:結果として、未だ購入に至っていないため、進捗はないが、さまざまな協議はしている。決め手となるものがなく、一つ一つ、事実を確認しながら、水面下で調整を行っている。一気に好転する可能性もあると感じているが、まだそこには至っていない。
質問:現在、国の所有部分の工事は進んでおり、市が所有しようとする部分との工事の進捗の差ができることについて、どう考えるか。
市長:市としても、一日でも早く復旧できるように、努めているが、交渉が思うように進んでいない。国の所有部分の復旧工事が停滞せず進んでいることは、復旧に向けて動きが出ていることなので、市民にとっても、良いことだと思う。国は取り組みを進めてほしい。
質問:復旧に関して、国と市で別々で行うとしているが、国に一体化して工事を行ってもらう。もしくは国に購入してもらうといった交渉はしていないか。
市長:可能であるなら、そうしていただくのが最善だ。基本的に、こういった施設はどこの団体も所有したがらない。国からしてみれば、四日市が一緒にしてもらえればよいと思うだろう。既存の枠組みを超えることは難しい。責任の範疇内で、それぞれが進めていくことが共通認識ではないか。
質問:最終的に金額が折り合わなかった場合、市は、購入と再整備を断念するという選択肢はあるか。
市長:その選択肢はまだ持っていない。あくまでも取得にむけて取り組んでいく。交渉は、金額が乖離して折り合わず、平行線という状況でもない。金額面だけではなく、債権や財務状況などを確認しながら協議を進めている。
質問:県がつけている抵当権が外れることが最低条件か。
市長:抵当権が外れないと、取得しても仕方がないため、それが最低条件になる。ただ、破産管財人としては、抵当権ですべて持っていかれ、何も残らない。
質問:現在、破産管財人が保持している金銭的なものだけでは足りない分の金額が妥当だと考えるか。
市長:破産管財人側が手元にいくら残したいのか。しかし、こちらも言い値では払えない。そういった部分を整理している状況である。
質問:タイムリミットは考えているか。
市長:できるだけ早くというだけで、タイムリミットは設けていない。
(大学等拠点施設整備について)
質問:県教育委員会が四日市工業高等学校に半導体に関連した5年制の専攻科を設けたいとして、文部科学省のプログラムに応募したようだ。四日市市が設置しようとしている大学と重複してくるのではないか。どのように整理していく考えか。
市長:市内にさまざまな教育機関ができることは、よいことだと私は思う。裾野を広げていくという意味でも、四日市工業高校がネクストハイスクール構想に仮に選定されたなら、高専のような形になり、大学との連携や3学年からの編入なども考えられ、よいことだと受け止めている。特に重複するとか奪い合うというイメージはない。
質問:県がそのような動きをすると、四日市市が大学をつくる際、県は工業高校があるからという理由で、支援をしてくれないのではないか。そのあたりの調整は県としているか。
市長:そのような考えは県にはないと思う。そこまで話は進んでいないのではないか。重複より、むしろ相乗効果と考えた方がよい。
質問:議会で、橋上通路を作るのが大変で、橋上駅舎ではなく、地上につくるという話があった。JR四日市駅の駅舎の取り壊し、駅舎の建設費を市が払うのか。
市長:それについては、未定である。
質問:これまでは、桑名駅のようなイメージで建設するという説明だったが、地上に駅舎をつくることも考えられているということか。
市長:大学に入るために2階への動線ができ、そこから自由通路へ流れ込んでいく。駅舎については担当課に取材してほしい。
(本市の半導体産業について)
質問:キオクシアの株価が時価総額でトヨタを上回り、日本一になった。売上も2兆円を超え、上場1年半で驚異的な成長を遂げていることについて、どのように感じているか。
市長:先日、キオクシアの関係者と会った際、「トヨタは歴史がある。我々のような半導体メーカーは浮き沈みがある業界で、一時的な成長に浮かれずにしっかりと対応していく」と話しておられた。我々、メイン工場が所在する地元市民からすると、キオクシアが連日紙面を賑わし、日経平均を牽引する企業として取り扱われているのをみると、誇らしく感じる。四日市にメイン工場があることで、世界の半導体の中心地であると、そういった報道を通じて改めて喜びを感じる。
質問:市として、キオクシアへ支援や協力することなどあるか。
市長:キオクシアに限らず、産業用地の確保に向けたさまざまな支援体制を新たに構築していく取り組みをしている。産業用地候補も、地図上に明示して、積極的に民間開発を進めていくための支援体制について議論している。産業都市として、さまざまな業種が本市に改めて投資していただける環境整備を進めている。
質問:キオクシアの業績が大変よかったが、市の税収への影響はどれくらいあるか。
市長:金額はまだ確定しないが、利益に比例する法人市民税があるので、非常に大きな恩恵を受けることになる。
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