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平成28年08月26日 記者発表資料 『川向山添遺跡』の発掘調査現地説明会の開催について

問い合わせ番号:10010-0000-3294 更新日:2017年 4月 1日

『川向山添遺跡』の発掘調査現地説明会の開催について

1.日時 

平成28年9月10(土曜日) 午前10時から(1時間程度)
 【少雨決行、荒天中止】

2.場所

『川向山添遺跡』発掘調査現場(四日市市西坂部町)
 (アクセスは後述をご覧下さい。)

3.主催

四日市市教育委員会

4.内容

一般国道1号北勢バイパス建設に伴う川向山添遺跡の発掘調査成果の公開

5.調査概要

(1)はじめに

 川向山添遺跡は、主に古墳時代の土器が出土する遺跡で、古くからその存在が知られていました。今回、一般国道1号北勢バイパスの建設に伴って、事業地内について発掘調査を行いました。なお、平成25年度には県道616号(田光・四日市線)を挟んだ南側に位置する江田川遺跡を調査し、古墳時代の集落跡が見つかっています。

(2)今回の調査成果

[調査期間] 平成28年6月17日~平成28年10月(埋戻完了予定)
[調査面積] 約1,800平方メートル
[時代] 古墳時代後期(7世紀前半、約1,400年前) 
[主な遺構]

  • 竪穴住居跡 14棟以上 
  • 建物跡(掘立柱建物跡) 5棟以上

[主な遺物]

  • 土師器 甕
  • 須恵器 杯身、杯蓋、高杯、鉢、甕

[概要]
 主な成果として、古墳時代後期の竪穴住居跡と掘立柱建物跡をまとまって確認することができました。

 竪穴住居跡については、4m四方から7m四方の規模のものがあり、ほとんどの住居にカマドやその痕跡がありました。特に今回は7.8m×6.8m以上の大型の住居が確認できました。出土遺物は、土師器、須恵器があります。

 今回の調査の結果、平成25年に調査を行った江田川遺跡と同じ古墳時代後期の集落が、丘陵の北側にも広がっていたことが確認できました。さらに、丘陵北側縁辺部では狭い範囲で竪穴住居の建て替えが何度も行われ、海蔵川沿いの低地を見下ろす良好な立地の場所に継続して居住していたことが分かりました。また住居跡の中では使っていた土器も見つかり、当時の人々の暮らしの様子が分かりました。このように、江田川遺跡の調査成果と合わせることで、当地の古墳時代集落に関わる貴重な資料を得ることができました

6.その他

問い合わせ先 

前日までは、四日市市教育委員会 社会教育課 
  TEL 059-354-8240  FAX 059-354-8308
当日天候が危ぶまれる場合の説明会の開催の有無については、
  午前7時~ 市役所休日受付 TEL 059-354-8177

アクセス方法

  • 公共交通機関の場合
    三重交通福王山行き、または、あがたハイツ行き「御館口」下車すぐ

  • 自家用車の場合
    国道365号江田橋西交差点より県道616号を西へ約200m進んだ南側に駐車場があります。なお、駐車場は台数が極めて限られていますので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。

会場付近地図
川向山添遺跡の発掘調査現地説明会会場 位置図

調査区北東側全景(西から)
調査区北東側全景(西から)

重複する竪穴住居群(南から)
重複する竪穴住居群(南から)

【担当】四日市市教育委員会 社会教育課 清水
TEL 059-354-8240  FAX 059-354-8308

このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション部 文化課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8238
FAX番号:059-354-4873

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