平成28年11月25日　記者会見資料　地域包括ケアシステム推進にかかる在宅医療の啓発事業について

1.事業実施の背景

1. 団塊の世代が75歳以上となる2025年（平成37年）に向け、医療と介護の両方を必要とする状態の高齢者が増加。
2. 住み慣れた地域で安心して自分らしい暮らしを続けることができるよう、医療・介護・介護予防・生活支援・住まいの各サービスを一体的・包括的に提供する「地域包括ケアシステム」の体制構築、推進が重要。
3. 本市独自の在宅介護支援センター、地域包括支援センター、市からなる「三層構造」を活かし、地域包括ケアシステム推進体制を強化。
4. 身近な地域の最初の相談窓口である在宅介護支援センターのより一層の周知が必要。

2.新たな取り組み

　医療・介護の受け手である市民が、療養生活が必要となった場合に希望する場所での療養や看取りを選択し、必要なサービスを適切に選択できるよう、下記事業を通じて情報提供を行うとともに、在宅医療を考えるきっかけにしていただきます。

1）ガイドブック「はじめての在宅医療」の発行

　医療・介護関係者の協力のもと、市民の在宅医療に関する疑問や不安に答えるため冊子を作成しました。

1. 内容
   ・在宅でどのような医療等を受けることができるのか
   ・在宅医療の相談窓口など
2. 印刷部数：5,000部
3. 冊子配置場所：医療機関、在宅介護支援センター、地域包括支援センター、介護関係施設等
   注：12月18日以降に送付予定 

2）四日市地域の在宅医療・介護資源リストの作成

　市民のみなさんの相談窓口となる関係者向けに、市内の在宅主治医、訪問可能な歯科医師、薬剤師、病院の在宅医療に関する相談窓口などについて、別冊としてリストを作成しました。

3）講演会の開催

1. 日時：平成28年12月18日（日曜日）　13時30分～15時
2. 場所：四日市市文化会館第3ホール
3. 内容：「住宅医療講演会」（PDF／204KB）
   注：参加者には、ガイドブック「はじめての在宅医療」を配布します。

問い合わせ先：健康福祉課　岡﨑・岡本　TEL：354-8281　FAX：359-0288