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『横谷遺跡』の発掘調査現地説明会

問い合わせ番号:15016-5135-8821 更新日:2017年 8月 2日

『横谷遺跡』の発掘調査現地説明会の開催について

1.日時 平成29年8月5日(土) 午後2時から(1時間程度)
【少雨決行、荒天中止】

2.場所 『横谷遺跡』発掘調査現場(四日市市西坂部町)
      (アクセスは後述をご覧下さい。)

3.主催 四日市市教育委員会

4.内容 一般国道1号北勢バイパス建設に伴う横谷遺跡の発掘調査成果の公開

5.調査概要
(1)はじめに
横谷遺跡は、主に古墳時代の土器が出土する遺跡として、従来よりその存在が知られているところです。今回、一般国道1号北勢バイパスの建設に伴って、事業地内について発掘調査を行いましたところ、(2)のような成果が得られました。なお、平成25年度には江田川を挟んだ北側に位置する江田川遺跡を調査し、古墳時代後期の集落跡が見つかっています。

(2)今回の調査成果
[調査期間] 平成29年5月15日~平成29年10月(埋戻完了予定)
[調査面積] 約4,000平方メートル
[主な時代] 古墳時代前期(3世紀、約1,800年前) 
[主な遺構] ・竪穴住居跡 9 棟 
      ・建物跡(掘立柱建物跡)3棟
[主な遺物] ・土師器 甕 壺 高坏
      ・須恵器 杯身
      ・石鏃
[概  要]
 主な成果として、古墳時代前期の竪穴住居跡と掘立柱建物跡をまとまって確認することができました。
 竪穴住居跡については、約4m四方から約7m四方の規模のものがあり、多くの住居に炉やその痕跡がありました。出土遺物は、土師器の甕・壺・高坏のほか、竪穴住居よりやや新しい時期の須恵器もみつかっています。
今回の調査の結果、平成25年に調査を行った江田川遺跡よりも古い古墳時代前期の集落が存在していたことが確認できました。さらに、調査区内の各所で縄文時代の石鏃や、石器製作に伴う石材の剥片も多数見つかり、縄文時代の人々もここで生活していたことが確認できました。
以上のように、西坂部地区における縄文時代と古墳時代の集落に関わる貴重な資料を得ることができました。

 

6.その他
・問い合わせ先 
前日までは、四日市市教育委員会 社会教育課
TEL 059-354-8240  FAX 059-354-8308
当日天候が危ぶまれる場合の説明会の開催の有無については、
午前7時~ 市役所休日受付 TEL 059-354-8177
・アクセス方法
*公共交通機関の場合
 三重交通福王山行き、または、あがたハイツ行き「御館口」下車徒歩5分
*自家用車の場合
 国道365号江田橋西交差点より県道616号を西へ約200m進んだ南側に駐車場があります。なお、駐車場は台数が極めて限られておりますので、公共交通機関のご利用をお願いいたします。

横谷遺跡の発掘調査現地説明会会場 位置図(PDF/72KB)

 

                                              横谷遺跡発掘調査遺構写真

 竪穴住居跡SH30(北から)


 竪穴住居跡SH1(北から)

 掘立柱建物跡(南東から)

 

 【担当】四日市市教育委員会 社会教育課 五十棲

    TEL059-354-8240 FAX059-354-8238

このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション部 文化課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎9F)
電話番号:059-354-8238
FAX番号:059-354-4873

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