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こにゅうどうくん

平成30年05月23日 記者会見要旨

問い合わせ番号:15305-3364-5864 更新日:2018年 6月 4日

市長定例記者会見

日時

平成30年5月23日(水曜日) 午前11時~

場所

7階部長会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、CTY、時事通信、中日新聞、毎日新聞、読売新聞

市側

市長、渡辺シティプロモーション部長、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長、田中観光交流課副参事ほか

発表事項1.四日市市シティプロモーション映像制作について

市長:本市は、本年度、シティプロモーション部を創設して、四日市のシティプロモーションに力を注いでいくという姿勢を示しており、その取り組みの中で、今回「四日市市シティプロモーション映像」を新しく作成していくということで記者会見させていただく。
 東海道の宿場町として本市の文化が成熟した江戸時代をテーマにして、時代劇風のエッセンスを取り入れた、斬新で話題性に富んだ映像制作を目指していく。
 江戸時代を背景にした時代劇で、京本政樹さんに全面的な協力をいただけるということで、人気時代劇「必殺シリーズ」を模したイメージを取り入れ、バズマーケティングを狙う。元気で活力あふれる本市をPRする内容にしていきたいと思っている。バズマーケティングで、話題性や注目を集める。まずは口コミなどでどんどん広がっていくイメージを持っている。
 本市は、平成27年度に「四日市物語」という映像も作っており、ホームページでもご覧いただけるが、これは3本仕立てで、観光PR、観光資源に着目して本市をよく知ってもらおうというものである。今回は、都市イメージ向上と話題づくりを軸に、作っていきたいと思っている。前回の「四日市物語」が陳腐化したというわけではなくて、これは観光PRにしっかりと使っていく。もう一方で違った目的を持って四日市の都市イメージ向上に向けて話題づくりという形で作成していく。
 今回は、全編5分程度のショートムービーで、さらに15秒CM版も作成する。短時間で印象に残る映像にしていきたいと思っている。「四日市物語」は全部で30分ぐらいあり、今回はコンパクトに進めていく。
 完成は7月をめどにしている。活用は、シティプロモーションイベントで流したり、デジタルサイネージなどで上映したりしていこうと思っている。拡散してもらえるように、YouTubeやSNSなどでしっかりと配信していきたいとも思っている。
 ちなみに、今も「四日市物語」のダイジェスト版やCM編を流している。四日市109シネマズや名古屋のミッドランドスクエアシネマで、シネアド、映画の前に広告で、四日市の映像を流しているが、この新しい映像の完成次第、7月ぐらいから、シネアドでの広告もこれに変えていく。
 もちろん、市内でロケを行うということと、マスコットキャラクターこにゅうどうくんもしっかりと出演をしてもらうということである。京本政樹さんの全面協力ということもあり、非常に期待の持てる映像になると思っている。
 以上になる。 

質疑応答

質問:京本政樹さんを起用したのはなぜか。
回答:四日市には、さまざまなイメージがあるが、宿場町という歴史が四日市の財産であると思っている。宿場町、江戸時代という切り口は四日市にはあまりないが、今回はそういった東海道の宿場町であったというところに重きを置いて、江戸時代から連想していくには時代劇で、京本政樹さんがど真ん中の人かと思い、お願いにあがり、京本政樹さんの全面協力を得ることができた。また、「必殺シリーズ」は代表作でもあり、こういったところのイメージを取り入れても可能ということも聞いており、楽しみにしている。(市長)
質問:「必殺シリーズ」のイメージを取り入れると、何らかの者をやっつけなくてはいけなくなるのではないか。
回答:細かい内容は、制作段階で決めていくので、やっつけるものがあるのか、やっつけるとしたら何をやっつけるのか、そういうことも面白いと思う。そういう面白い話題があるように作っていきたいと思っている。(市長)
 今回、東海道の宿場町を連想させるイメージでのショートムービーの制作を考えている。そういう東海道をイメージさせる、要は歴史をイメージさせる中で、時代劇という背景がついてきた。この時代劇というイメージにマッチしたキャスティングを考える中で、京本政樹さんが浮上してきたということで、特段、京本政樹さんありきで進めたというわけではない。内容については、京本政樹さんとの話の中で、「必殺シリーズ」を模したようなイメージが十分可能であるというようなことから、人気時代劇であるので話題性が狙えるのではと考えた。詳細については、追って詰めていくという状況になっている。(水谷観光交流課長補佐)
 全国的に見ても、「必殺シリーズ」でシティプロモーション映像をつくっているところはなく、初めてになると思う。(市長)
質問:四日市市内のロケということで、東海道をはじめというところになると思うが、既に想定されている箇所があれば教えていただきたい。
回答:来週ぐらいにロケハンを予定しており、まだ確定したわけではない。ただし、本市がイメージしているのは、四日市あすなろう鉄道やコンビナートといった背景をロケーションとして検討はしている。あくまで時代劇というところであるが、時代劇と現代ロケーションのミスマッチも一つの売りに狙えると考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:この場合、バズマーケティングとは、どういう意味で使っているのか。
回答:いわゆる話題が拡散することである。最近、インターネット上で「バズる」という言葉が若者中心に広がっているが、この「バズる」を狙っていけたらと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:江戸時代をテーマにした時代劇を、どのように都市イメージの向上につなげていこうと考えているのか。
回答:本市は、コンビナートという企業イメージ、都市イメージが非常に強いまちではあるが、歴史も文化もあるというところも、時代劇風にやっていければいいと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:単に歴史や文化、例えば史跡などを取り上げるという形ではなく、話になっているのか。
回答:そのとおりである。ショートムービーであるので、まずはインパクトを大事にしていきたい。市長からも冒頭申し上げたとおり、観光施設、観光スポットに関するムービーは、これまでにも作っているが、観光スポットを中心に据えたものではなく、「この四日市って何か面白いことやっているね」「四日市って何か楽しそうなまちだね」というところから入っていただけるように、その中でいろいろな本市のロケーションが入っているようなムービーにしていけたらと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:YouTubeやSNSでの配信は、市のホームページを通じてということか。
回答:基本はそのとおりである。現在の「四日市物語」もYouTubeを介してホームページにアップされている。そのほかにも、広報マーケティング課で配信しているSNSなども活用していきたいと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:「必殺シリーズ」というと随分前のものなのかと思うが、上の年齢層を対象としているのか。
回答:「必殺シリーズ」をじかに知っているのは、比較的年配の人かもしれないが、その後も「必殺シリーズ」をパロディー化と言うよりオマージュした続編的な時代劇がある。京本政樹さんも本家の「必殺シリーズ」をされていたころは20代で「組紐屋の竜」という役であったが、30代になってからも直接的な「必殺シリーズ」ではないが別の作品で「名張の翔」という役をやっていたりとか、40代では「金つばのリュウ」というような役をやったりとか、「必殺シリーズ」が人気シリーズであったがゆえに、その後もいろんな作品がつくられている。そういったことで、インターネット上でも、京本政樹さんは「必殺シリーズ」のイメージが強いため、若い人にも「必殺シリーズ」をパロディー化したようなネット上での動きもあり、若者に対してもそういったところに結びつけていければいいと考えているところである。(水谷観光交流課長補佐)
質問:7月完成予定ということであるが、ロケは、どれぐらいの日程で、いつぐらいにされる予定であるのか。
回答:今のところ、ロケは京本さんのスケジュールがかなりタイトであり、撮影自体はできれば1日、2日で終える予定である、(水谷観光交流課長補佐)
質問:6月中であるのか。
回答:6月中の予定である。ただし、天候の関係もあり、天候と京本さんのスケジュールを調整しながら考えていくことになろうかと思う。(水谷観光交流課長補佐)
質問:一部、報道として、オープンにしていただける予定はあるのか。
回答:それも検討できると思う。ただ、そのスケジュールがまだ現時点ではっきりしていないので、その辺の都合次第と考えている。京本さんご自身が、松竹の衣装をご準備いただけると聞いており、カツラをかぶったり、メークしたりするだけでも2時間ぐらいかかるという話もある。週間天気予報で天気の状況を見ながら、京本さんのスケジュールと合わせて、なるべく短期間で映像のロケ自体は済ませたいということである。(水谷観光交流課長補佐)
質問:CM版は、この映像のCMであるのか、市のCMであるのか。
回答:市のこの映像をダイジェストにしたものになる。あくまで、この映像のダイジェスト版という意味合いと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:江戸時代をテーマにして、どのように現代でPRできるのかが分かりにくい。
回答:江戸時代をテーマと言うよりは、東海道宿場町という文化を有したまちであるというイメージである。具体的には、京本さんは「必殺シリーズ」のようなスタイルで四日市のまちを歩いていただく。ただ、実際、町なかに江戸時代のセットを組むわけではないので、現在の四日市の中に昔の雰囲気の京本さんが登場するというイメージになる。(水谷観光交流課長補佐)
質問:その中で、必殺的なアクションなり、演出なりがあるということか。
回答:「必殺シリーズ」の「組紐の竜」は組紐できゅっと縛るようなシーンがあったりとか、「名張の翔」はこまをぴゅっと上げて使ったりする。(水谷観光交流課長補佐)
質問:「組紐の竜」、あるいは「名張の翔」「金つばのリュウ」、どれかというのは決まっているのか。
回答:少なくとも、「組紐の竜」という名前自体は使えないと聞いている。ただ、「名張の翔」や「金つばのリュウ」という名前は使えるという話もあるが、今、調整中である。(水谷観光交流課長補佐)
質問:名前は使えないが、現在の視聴者が見て、明らかに昔の「名張」なり「金つば」なり「組紐」なりを連想させるような演出では考えているのか。
回答:もちろん、その予定になっている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:名前は使えないかもしれないがということか。
回答:もし使えなかった場合、そこを連想させるようなネーミングで、「萬古焼の竜」になるのか、「ながもちの翔」になるのか、どういう名前になるか分からない。衣装については、京本さんは「名張の翔」の衣装を、そのまま借りる方向で進めていただいている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:こまということか。
回答:こまを使った演出とはっきりは言いきれない。(水谷観光交流課長補佐)
質問:「名張の翔」で組紐の演出というパターンもあり得るのか。
回答:あり得る話だとは思う。直接、京本さんも、できる範囲で、似たような音楽があれば使えるように松竹にかけ合っていただいている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:あの有名な音楽がそのまま使えるのか。
回答:それは使えないと思う。ただ、京本さんご自身も音楽をされており、「必殺シリーズ」の音楽で、京本さんが手掛けられたものもあり、その辺で調整できないかという話を進めている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:京本さん以外の出演者は、市民などか。
回答:「こにゅうどうくん」は何かの場面で登場を予定しているが、それ以外の人が出ていただくことは、今のところ予定していない。あと、もう1人、確実とは言えないが、町娘のような役柄の人を今手配中である。(水谷観光交流課長補佐)
質問:ある程度、ロケ地はどんなところか選定されているのか。
回答:来週ぐらいに、ロケハンの予定で、そこで固まってくると思うが、今のところ、四日市あすなろう鉄道やコンビナートが見えるような背景を想定している。(水谷観光交流課長補佐)
質問:完成したときの試写会というか、お披露目会みたいなのは考えているのか。
回答:皆さんがよろしければ、ぜひこういった場面でお披露目の場をつくらせていただきたいとも考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:こういった場面というのは記者会見ということか、どこかの会館に市民を広く集めてではなく、記者向けの可能性が高いということか。また、この脚本は市側か、それともどこかに委託するのか。
回答:市と相談しながら作っているが、基本には、京本さんも入って、業者に手掛けていただいている。京本さんの意見がかなり反映されたシナリオになってくると考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:京本さんは「必殺シリーズ」のイメージもあると思うが、四日市との絡みは、これまであったのか。
回答:今のところ聞いてはいない。京本さんに聞くと、「名張の翔」も「組紐屋の竜」も、実は伊賀忍者の設定ということで、三重県とのゆかりという意味ではあると考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:話題性として、面白いことをやっているということで目を向けてもらえる入り口にということであったが、そういう中で、交流人口の獲得、拡大を狙っているのか。
回答:交流人口の獲得、その一歩手前になるかもしれないが、まずは四日市に関心を持っていただく、四日市に興味を持っていただく一助になればと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:他の自治体でもなさっていることであるが、今回、改めて四日市が著名な方を起用してのプロモーションをされることに当たっての期待について、市長に伺いたい。
回答:四日市自体のイメージ向上を図っていきたいと思っている。話題を作っていかなければいけない。京本政樹さんという有名な俳優さんのお力を借りながら、どんどん四日市の映像を見てもらえるような土壌を整えて、より面白い、インパクトのある、そしてイメージが向上していくものを作っていきたいというのが一番にある。どこの自治体にも映像は多いが、見てもらわなければその効果は十分に発揮できないと思う。少しでも多くの人に話題性を提供していきながら、視聴率を確実に増やしていけるような仕組みで、今回作っていきたいと思っている。(市長)
質問:自治体が作るこういうプロモーションがいいのかと、逆の意味でバズってくるものも中にはあったりすると思うが、そうならないのか。
回答:肯定的な意味合いで拡散してもらえるような映像にしていきたいと思っている。ある程度攻めないと話題にもならないので、できる限り攻めた映像にしたいと思っている。(市長)
質問:例えば、大分の温泉のシンクロナイズドスイミングなど、今までバズられるものは、とがっていないとバズられないと思う。この映像は、どこがとがっている感じであるのか。
回答:他の自治体のプロモーション映像を我々も幾つかチェックしている。最近では、広島県呉市は、小室哲哉さんがプロデュースしたTRFの往年のヒット曲を、呉市にそのまま駄じゃれのように歌詞を変えて、本格的なプロモーション、ミュージックビデオにしたものが大変話題になっていた。県内であれば、三重県自体が、Uターン、Iターンのイメージしたもので話題になったこともある。市長も先ほど申し上げたとおり、まずはこのまちに注目してもらうことが大事で、まちがどれだけ面白いこと、楽しいことをまちの中でやっていても、外の人がそのまちに興味がなければ、それが伝わらないので、まずはそのまちに興味を持ってもらう、関心を引いてもらう、関心を持ってもらうというところに近づけるといいと思っている。他にも、少し前になるが、宮崎県小林市では、小林市の方言がフランス語に聞こえるということで、フランス人がまちを歩いていて、フランス語のナレーションが入っているのかと思ったら、最後、実は日本語で小林市の方言だったみたいな映像も話題になっていた。先ほどおっしゃっていただいた、大分県の温泉県という、「シンフロ」という名前でシンクロナイズドスイミングを温泉で、温泉をPRするというPR動画も大変話題になったと思っている。一つでも、そういった話題性のあった動画にちょっとでも近づけるような内容のものを、一度、この四日市としても発信できたらと、なかなか狙ってできるようなものではないので、非常に難しいところはあるが、今回はちょっと狙っていってみたいと考えている。(水谷観光交流課長補佐)
質問:制作は業者に委託して、事業費は幾らか。
回答:事業費は500万円を予定している。(水谷観光交流課長補佐)

 

その他

質問:昨日、市議会の新議長、副議長が決まったが、市長としてご所見があれば伺いたい。
回答:議会と行政の関係は、この1年間は良好な関係であったと私は思っている。二元代表制であるので、ぜひとも新しい議長、副議長とも信頼関係を持って、良好な関係で、しっかりと両輪を回していきたいと思っている。(市長)
質問:竹野新議長の所信表明で、全議員と市長との懇談会を開催したいということであったが、それに関してはいかがか。
回答:議長からのあいさつのときにその話を伺い、議長が方針を掲げられて議員の皆さんに約束されたことであるので、私もできる限り協力していきたいと思っている。正式な要請があれば、もちろん時間をとっていきたいと思っている。(回答)
質問:前回の市長会見でも話が出たと思うが、育休を取得された感想を改めて伺いたい。
回答:市長としても、父親としても、夫としても、非常に良かったと思っている。私は育休をとるのは初めてであり、育休を取得した立場としても家族に対する時間がとれた。妻の日々の苦労も感じることもできて、より妻に優しくなれたと思っている。子どもも、いつも家にいない父親がいるので非常に楽しそうで、子どもともコミュニケーションがたくさんとれた。
 一方で、生まれた三男をさまざまな行政の施設にも連れていくことができ、こういうサービスがあるんだとか、こういうふうにサービスを受けているんだという、サービスを受ける側の市民の気持ちも分かった。より子育て支援を拡充していく中でも、サービスを受ける側の気持ちを体感できて良かったと思っている。(市長)
質問:今回、育休体験記のようなブログをずっと書かれていたが、これを発信したことで市民から反応はあったのか。
回答:育休をとる目的は、私の家の育児とか家事に力を入れていくということが大きいが、それ以外に市長という立場で育休を取得したので、啓発的なものも大きいと思っている。育休を取得するメリットや、育休を取得するとこのようになるということを、より多くの人に知ってもらう広報マンとしての役割もあると取得する前から思っていたので、定期的にその情報発信には心掛けた。男性の育児休暇取得率は極めて低いため、それを見て、一人でも二人でも取得してみようと思ってもらえれば効果があったことになると思う。(市長)

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