令和02年02月14日　記者発表資料　昭和の青春"ＳＰレコード"鑑賞

　四日市市立博物館では、このほど長谷川芳之氏(72)＝四日市市本町＝より研究資料として主に昭和20年代の古いＳＰレコードと手回し蓄音機の寄贈を受けました。レコードは汚れやカビが溝まで入り込んでいたため、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で浸け置き洗いし、和筆で溝の汚れを落とした後、自然乾燥させて修復しました。試聴してみると雑音が多く、傷による音飛びもありますが、かえって当時を感じさせてくれる味わいになっています。今回は当時の巷に流れていた昭和歌謡の数々を昭和40年代のレコードプレーヤーで再生します。残念ながら蓄音機は再生できませんでしたが、展示コーナーで活躍してもらっています。　
　レコードのジャンルは美空ひばりの「東京キッド」から春日八郎の「お富さん」まで、多岐にわたっています。昭和の世相を思い起こし、皆で談笑しながら楽しみましょう。

日時

令和2年2月23日（日）　14:15～15:15

場所

そらんぽ四日市４F特別展示室（昭和のくらし昭和の面影展会場）

参加費

無料　（但し特別企画展観覧料が必要です）

• 長谷川氏談
  「中学生のころ、よく聴いていました。特にジャズシンガー、アル・ジョンソンのスワニーや、桂春団治の落語“無いもの買い”が好きでした。この催しでSPレコードを皆さんにも聴いてもらえれば嬉しいです」

【問い合わせ】
博物館　企画普及係　倉田　059-355-2700)