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こにゅうどうくん

令和元年08月21日 記者会見要旨

問い合わせ番号:15833-1262-2247 更新日:2019年 8月 23日

市長定例記者会見

日時

令和元年8月21日(火曜日) 午前11時~

場所

7階部長会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、CTY、中日新聞、毎日新聞、読売新聞

市側

市長、渡辺シティプロモーション部長、山本上下水道局事業管理者、磯村政策推進部参事・秘書国際課長、森シティプロモーション部参事・広報マーケティング課長ほか

 

発表事項1.地域応急給水栓配備事業について

市長:地域応急給水栓配備事業についての項目で話をさせていただく。当事業は今年度当初予算でも可決され実施しているが、具体的な動きが見えてきたので報告したい。四日市市では三重県で初めて、災害復旧時に消火栓に立水栓を取り付けて応急給水することを想定し、3年間で全指定避難所118カ所に応急給水栓を配備する予定である。応急給水栓は、後ほどご覧になる時間を作るが、お配りの資料の真ん中に描いてあるようなものである。3年間で118カ所の全指定避難所に配備していくのだが、今年度は9月30日までに指定避難所である全地区市民センター24カ所に配備する。これは、災害が起こって水道が使えなくなった場合、家と水道管をつなぐ管の復旧が遅れ、家や建物の蛇口から水が出ないケースを想定したものであり、上下水道局が水道管復旧後に地区防災組織と協力して消火栓に応急給水栓を取り付け、その消火栓から水を引っ張ってくる仕組みである。今年度まず全地区市民センターに配備し、3年間で118カ所の全指定避難所に応急給水栓を配備するのである。三重県では初めてとなる。これに伴う説明会を8月26日から28日の3日間、実施させていただく。対象者は地区防災組織1地区当たり3人から5人ほど、地区緊急分隊(市職員)である。一般公開ではなく、決まっている方々に参加していただき、9月30日からの配備に備えていただこうという流れである。それでは、一度その応急給水栓を見ていただきたい(現物を掲示)。こちら側が消火栓側になります(作業中)。これを見ていただければ容易に分かってもらえると思うが、消火栓にこれをつなげば、後は水が出てくるだけである。それで、おのおのがポリタンクなどに水を入れる。水道管が復旧すれば、各家への接続は果たせていなくても、それぞれの消火栓口での給水が可能になるということである。これを3年間で全避難所に配備して、今年度は24の地区市民センターに置くのである。

 

補足

山本上下水道局事業管理者:上下水道局として、災害発生時になるだけ早く水を市民の方々に提供したいという思いがある。熊本の地震のときには震度7が2回あり、配水管が損傷し家屋損壊もひどかった。水道管本管は復旧しても生活再建したときに水が使えない状態があったことを市としても重く考えていたところ、去年の岡山、呉の水害があり、そのときに岡山では生活用水にしか使えない水でも流して供給していた。白濁して飲料水には適さないが、復旧活動の中で生活用水として使える。政令都市がこれを持って救援活動に向かった経緯があり、四日市にもぜひとも配備したい思いから、今年度予算を取らせていただいた。118カ所ある指定避難所と、私ども上下水道局でも稼働的に使えるように一定の個数を持って対応していきたい。熊本も四日市と同じ水のある都市、水に恵まれたまちでありながら、熊本地震の際の復旧作業に水が使えなかったことがある。四日市は基本的に井戸で全体の6割の水を供給しているが、水道管さえ復旧すれば、津波によって浄水場などがやられたとしても対応できる。そういうまちの特性を十分に生かせるよう対応していきたい。そのために3年間掛かけて配備を進めていきたい。もちろん、これは基本的には水道局職員が水道の復旧度合いを見ながら配備していくのだが、災害を想定すればいろいろなことがあり得るので、基本的には消火栓の使い方に慣れている消防団、また地域の防災組織にも使っていただきたい。市民の方にいざというときに使っていただけるように避難所全部に置けば、探さなくてもすぐに使える状態になるので、災害の復旧、復興を少しでも早めるために使っていきたいと思っている。

 

質疑応答

質問:これは生活用水ということで、飲料には適さないか。
回答:飲料にも使える。ただ、先ほど申しましたように、家庭の蛇口が使えなくなるリスクがあるので、近くの消火栓から使っていただくことになる。基本的には消火栓は120メーターの範囲内に1カ所あるので、どこでも使っていただけるのが強みである。皆さんが避難する指定避難場所に置いておき、いかようにも使っていただけるようにしたいと思う。(上下水道局)
市長:水道水で消火する。
質問:ということか。
市長:はい。
質問:消火栓も普通の水道管から引っ張ってくるということか。
回答:そうである。(上下水道局)
質問:消火栓というのは上水道を使っているのか。
回答:上水道である。もちろん、四日市が工業都市であるゆえんから工業用水を使った消火栓もあるが、基本は飲料水にも使っている本管に消火栓を付けている。(上下水道局)
質問:工業用水の消火栓はここに置くのか。
回答:つなげられる。飲料には適さず、なおかつ工業用水は水圧が高過ぎるので、つなぐと処理しにくいと思う。(上下水道局)
質問:だからつながないか。
回答:はい。一応、四日市の上水道を使っていただくかたちにしないと。工業用水はやはり水圧が高い。(上下水道局)
質問:では、消火栓には工業用水を使っている、これは上水道を使っている、という表示があって、圧は分かるようになっているのか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:知らずにこれを付けることはないのか。
回答:分かりやすくなっているので、よく見たら工業用水の消火栓か、一般の四日市水道に付いている消火栓かは、はっきりと分かる。ふたが全然違うので。(上下水道局)
質問:要するに、四日市の上水道の消火栓につないで使うということか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:説明の中で、四日市市の何か条件の説明の中で、6割に・・・とあるが何か。
回答:四日市の水道の6割は、自前の井戸でやっている。あと4割は三重県から購入させていただき、木曽三川からの水を浄水して供給している。
質問:水が豊富ということでいいのか。
回答:それは自慢の一つである。(上下水道局)
質問:6割でいいか。
回答:はい。県の浄水場が木曽三川にあるが、津波のときには遡上する恐れがあり、そうすると浄水場はしばらく使えない。もちろん、地震動によって井戸が100%出るとは限らないが、自前で井戸を持っているので最低限の供給はできることになる。(上下水道局)
質問:それは津波が来たとしても、ということであるか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:津波が来ると使えなくなるのはどういうことか。
回答:浄水場に塩水が入ってしまうと一旦、全部排除しないといけない。四日市は自分の所で浄水場を持っておらず、全部井戸であるので、それが逆に強みになると思う。(上下水道局)
質問:先ほどの説明の中で、120メートルの範囲内に1カ所の消火栓があるということだが、120というのは。
回答:消火栓から120メーターの円を描いた所に、全部が網羅できるように消火栓を配置している。(上下水道局)
質問:半径か直径か。
市長:直径。
回答:直径120メーターで円を描いた所に家屋が網羅されるよう、基本的に消火栓を用意している。(上下水道局)
質問:これが該当するわけではないのか。
回答:装置は避難所に置いてあるが、使える消火栓は120メートルの円で市内を全部網羅。(上下水道局)
質問:しかし、この消火栓が常に移動すると市民はどこに行けばいいか分からなくなるのでは。
回答:その辺は、地域の方々に我々も広報しながら、水道の復旧度合いに合わせて、蛇口から出るようになれば消火栓の所は必要なくなり、水道管が復旧していけば徐々に移動していくのである。(上下水道局)
質問:常に118カ所に置いておくわけではないのか。
回答:118カ所には置いておく。(上下水道局)
質問:ケース・バイ・ケースか。
回答:ケース・バイ・ケースで移動させ、118カ所以外で上下水道局が持つ分もあり、機動的に動かせるものと、常時置いておくものである。(上下水道局)
質問:それを入れると消火栓の数は何カ所になるのか。
回答:消火栓自体は市内で6,000カ所ある。(上下水道局)
質問:およそか。
回答:そうである。(上下水道局)
質問:全体としては何基か。
回答:全体で購入する数は202基である。118カ所には置いておくが、残りの部分は上下水道局でも持つ分と、防災備蓄倉庫に置くものがある。去年の岡山、呉(災害)のように支援に行くケースもあり、持って出かけることも想定している。貸したり借りたりすることもあるので。(上下水道局)
質問:今、202基と言ったが、118カ所にそれぞれ1基ずつ配備し、後は上下水道局本体で持つもの、それで後は。
回答:防災備蓄倉庫に置くもの。(上下水道局)
質問:こういった所に置くのも含めて、全部で202基であるか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:6,000カ所というのは、いわゆる上水道の消火栓か。
回答:上水道の消火栓である。(上下水道局)
質問:工業用は含まない、ということか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:直径120メートルの円内に必ず1カ所、消火栓がある状態になっているか。
回答:消火栓があるようにしている。消防活動に供するようにしているので。(上下水道局)
質問:法律か何かというか。
回答:四日市の整備基準として120メーターの円内に入るようにと。(上下水道局)
質問:自治体によってバラバラか。
回答:大体この数字を使っていると思う。古い時代に多分、整備基準のようなことで決まっただろうが、ずっとその数字を使って対応している。(上下水道局)
質問:3年間というのは、起点はいつから。
回答:今年度である。(上下水道局)
質問:今年度、来年度、再来年度で整備するということか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:使い方は、赤をひねるか、手前にやるのか。
回答:そうである。これをひねることで。(上下水道局)
質問:つまり水の勢いは調整できるのか。
回答:消火栓の側のバルブの開け方を(調整)しないと。(上下水道局)
質問:ご老人の方がやって、いきなりとか。
回答:そうなったらいけないので、消火栓を絞って対応するような格好にしないと。(上下水道局)
質問:そこで弱く、強くということか。
回答:はい。それこそ水圧が高いままで全部開いたら、これ自身が浮き上がってしまうので、説明会で使用上の注意や私どもの作ったマニュアルなど、その辺の注意事項もご理解いただけるようにし、少しやっていただくと加減が分かると思う。この時期だと、9月1日の防災の日もあり消火栓を使った消防訓練をしていただくが、やはり開き過ぎて水圧を上げるとびっくりされる。もちろん、消防本部にも、ご指導していただく注意事項は言っているのだが、やはり、開き過ぎて水圧が高くなるところがある。その辺を十分にご理解いただかないと、と思っている。(上下水道局)
質問:この機械そのものの名前は、立水栓か。
回答:一応、これは応急給水栓と呼んでいる。(上下水道局)
質問:応急給水栓。
回答:商品名のままだが。(上下水道局)
質問:どこの自治体でも持っているのか、最近普及し始めたのか。
回答:単発的に持っている所はあると思うが、まとめた数を持っている所は多くないはずである。県内でも移動用に持っている所はあるが、計画的にこれだけの配備数を持つのは、わが市が初だと思う。(上下水道局)
質問:要するに、売りは、全ての指定避難所に配備すること。
回答:そうである。(上下水道局)
質問:あらかじめ配備しておくところが売りになっているわけか。
回答:はい。(上下水道局)
質問:四日市で過去に断水経験というのは。
回答:断水で言うと、今年の3月22日に企業庁の事故があったが、ぎりぎりのところでもった。年間を通すとやはり小さな断水は起こっている。老朽というよりも、交通量の関係で水道管が損傷することがあり痛い目に遭っている。過去には新名神の建設工事現場で、ガードレールの打ち込み作業中に水道管が損傷されたこともある。経験的には工事事故のほうが多い。(上下水道局)
質問:つまり、災害系ではゼロということか。
回答:ゼロではないが、われわれの記憶に残っているのは工事事故のほうがやはり多い。(上下水道局)
質問:3年間の費用面を教えてほしい。
回答:基本の1セットで18万。それでこのセットと合わせて、一応消火栓自身の大半が道路上に付いているので、安全装置としての三角コーン、バーをセットで置かせていただき、対応していただく。請負先までも、大体1セット18万程度で購入できている。(上下水道局)
質問:トータルでどのくらいになるのか。全事業費で。
回答:総額で約4,000万円です。(上下水道局)
質問:どのタイミングで誰が出す判断をするのか。
回答:上下水道局である。災害が発生しているので、災害対策本部が立ち上がっている状態になるが、この配備には災害対策本部の構成員である上下水道局が対応する。(上下水道局)
質問:工事による断水のときは出てこないと。
回答:それでも対応する。やはり市民に水を供給しなければならないので。いろんな使い方があろうかと思うが、災害を想定して配備は進めさせていただく。市民へ水の供給が滞ることなく対応させていただくためで、臨機応変に対応したいと思っている。ただ、水の管理者として私どもが責任を持ってやらせていただく。(上下水道局)
質問:大きさ、高さはどれぐらいか。1つの蛇口をマックスにするのでもいいが、大体1リットルをためるのに何分ぐらいかかるのか。
回答:水圧の関係があるので。(上下水道局)
質問:どれぐらい開いて、普通の水道レベルでは使えないのか。
回答:普通の水道レベルと同じである。本管の圧は全然変わらないので、一、二分で十分に供給できると思う。(上下水道局)
質問:家庭の水道と同じ感覚で使えるのか。
回答:はい。蛇口と何も変わらない。(上下水道局)
質問:ここに70ミリとあるが、700ミリか。
回答:70センチである。20リッターの給水タンクが、ちょうどこれぐらいの背丈になっているので、その辺を考えているのだと思う。もちろん、6リッターの給水袋も常時持っているので、供給させていただいて、お配りするのもあろうかと思う。(上下水道局)
質問:これは一度に4人分か。
回答:4つ分である。(上下水道局)
質問:赤い部分はひねるのか。
回答:ひねる。これで開閉。(上下水道局)
質問:避難所の態勢を整えるといった意味で、意気込みや狙いを改めて市長さんからお伺いしたい。
市長:給水栓の備蓄、避難所対応のパネルやピクトグラムの設置は、災害が起こったときの避難所への市民の関心が非常に高まっているからである。ただ、一気に全てを用意することはできないので、一つずつ、着実に避難所の態勢を強化していくことは大事である。市民の皆様に避難してもらった場合、不自由なく避難できる態勢を中・長期に着実に進めていかなければならないと思っているので、これからもどんどん環境改善につながるものを続けていく状況である。今はその過程である。
質問:この説明会には2時間もかかるのか。
市長:消防分署で試していただくこともあり、2時間にさせていただいた。説明を入れてもそんなに時間がかかるものではない。
質問:30分ぐらいになってしまうか。
市長:はい、繰り返して試していただく。多分、戸惑われるのは、消火栓につなぐことだけだと思う。組み立てて水を流したら、後は水圧の加減に気を付けることさえ分かっていただければ。それぞれの方に実施体験していただく時間にしている。バラして設置して、ということになるので2時間にさせていただいた。
質問:地区防災組織の人たちは、どこに6,000カ所の消火栓があるのかを把握しているものか。
市長:最近の自主防の方々は、タウンウオッチングをされたり、避難所運営訓練をされたりする地区が非常に多く、消火栓がいかに大事かということも理解していただいている。また、危機管理士の補助金のメニューで消火栓ボックスを配置する事業もあり、ホースと開栓機が入った事業をされているなど、自主防災組織自身がかなりのレベルになっている。そういうレベルがあることによって対応できるものだと思っている。
質問:断水しているか、断水していないかというところを見極めるのは水道局になるので、情報共有をしながら、ということでいいか。
回答:場合によっては、本当に止めなくてはならないときもあるので、まず初動は災害対策本部の下でわれわれの役目だと思っている。(上下水道局)
 

 

その他

質問:先ほど議案説明のレクがあったのだが、その中で、「犯罪被害者の支援条例の制定」の項目が上がった。改めて、市長から制定に至った意義や狙いをお聞きできれば。
市長:この「犯罪被害者の支援の条例制定」に本市も歩んでいくわけだが、以前、朝日町で起こった痛ましい事件がきっかけになっている。被害者の方が四日市の中学生ということで、当該市として今まで未整備であった犯罪被害者に対する支援ができないかとずっと検討してきた。そんな中、県が先んじて今年4月から条例を制定したのである。われわれは県の条例制定を待っていた。県の条例制定を見て、県の支援と市の支援を整理した上で条例を作っていきたいと思っており、4月以降、県の条例を補完するかたちで何ができるのかを議論してきた。きっかけとなった被害者の方が四日市市民であるということから、県下でも先んじて四日市市が動いていく必要があるのではないかとできる限り早い条例制定を目標に進めてきた。今回、8月定例月議会で上程できる運びになったので、議会の理解をいただいて、ぜひとも早期に整備されることを望んでいる。
質問:県だと見舞金で終わっているところをより手厚く、生活支援までをカバーするところが特徴かと思うが、それは市としてより市民の立場に立ち、一時金だけでなく、その後の生活安定までもが大切、ということか。
市長:そうである。資金も入っているが、それ以外にさまざまな市民サービスを提供できるメニューをそろえた。やはり、きめ細やかな市民サービスを提供している基礎自治体の強みはあろうかと思う。単にお金を払って終わりというわけでなく、細かな手続きの部分で精いっぱいサポートしていけるような内容にできたと思っている。
 

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