４月のクールチョイス（賢い選択）～家電の買換え～

皆さんのお宅にある家電は何年前に購入したものか覚えていますか？
家電の省エネ化は毎年進んでいます。まだ使えるからもったいないと古い家電を使い続けていると、かえって「もったいない」ということになりかねません。
４月は新生活をスタートさせ、家電を新しく購入することや買換えることが多い季節です。これを機に、地球にもお財布にも優しい家電に買換え、クールチョイス（賢い選択）を実践してみませんか。

１．家庭からの二酸化炭素排出量
家庭からの二酸化炭素排出量（一世帯当たり）は下図から分かるように、電気の使用によるものが約半分を占めていることが分かります。

図　2017年度　家庭からの二酸化炭素排出量（燃料種別内訳）
出典：温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト（https://www.jccca.org/）より

なかでも消費電力量が多いのは電気冷蔵庫です。次いで、照明器具、テレビ、エアコン、電気便座となっており、これらの家電が家庭における消費電力量の約半分を占めています。

出典：環境省

２．家電の買換えによる節電・節約効果
(1)節電効果
そのような消費電力量の多い家電を省エネ製品に買換えることは、地球温暖化対策につながります。

※1 定格内容積401～450Lの10年前の冷蔵庫と最新冷蔵庫の比較
※2 ほぼ同じ明るさの一般電球と電球形LEDランプとの比較
※3 2010年の32V型液晶テレビと2016年の32V型液晶テレビの比較
※4 2006年型のエアコンと2016年型のエアコンの比較
※5 2006年の製品と2016年の製品の年間消費電力量の比較（瞬間式で節電機能を使用した場合）
出典　環境省

(2)節約効果
省エネ製品に買換えると電気代も節約できます。
たとえば、冷蔵庫や照明器具を買換えると1年間あたりの電気代はこんなにもお得になります。

出典　環境省

３．省エネ家電の選び方
(1)「統一省エネラベル」を確認
「統一省エネラベル」とは家電の省エネ性能や年間の目安電気料金などを示しているもので、星の数が多いほど省エネ性能が高くなります。

出典　環境省

(2)「しんきゅうさん」で現在使用している家電と最新家電を比較しよう
環境省では、現在使用している家電を省エネ家電に買換えた時の、年間消費電力量、年間電気代、年間ＣＯ_２排出量等の削減効果がわかる「省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」」（https://ondankataisaku.env.go.jp/shinkyusan/）を運用しています。
家電を買換える際はぜひご活用ください。 
 
 

■４月は家電を買換えてみませんか
家電を買換えることが多い４月に、地球にもお財布にもやさしい省エネ家電に買換えるという賢い選択・クールチョイスを実践しませんか。