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令和3年4月 年度始め市長訓示

問い合わせ番号:16173-4786-4779 更新日:2021年 4月 1日

 皆さん、お疲れ様です。
 本日から新しい年度がスタートしました。今回は新型コロナウイルス対策を行いまして、市長訓示を実施することができました。今日から新しい体制が始まります。私も身が引き締まる思いで、今日から頑張っていこうと思います。
 まず、新型コロナウイルス対応に邁進した昨年度であったと思います。県内唯一の保健所政令市として、保健所の皆さん、市立病院、新型コロナウイルス感染症対策室をはじめとして、多くの職員の方に新型コロナウイルスへの対応にあたっていただきました。本当にありがとうございます。まだまだ気を緩めることができない状況ですが、それぞれの立場でしっかりと対応していたければと思います。保健所にしましても、市の職員として感染者対応にあたっていくことができる、そういう街であることを誇りに思っています。様々な新型コロナウイルス感染症への対策、経済的な対策、生活的な支援においても多くの方の意見を集め、迅速な対応ができたと思っております。引き続き、市民の皆様の現状をしっかりと把握して、何か必要なことがあれば、即時に施策に転じていくことができるような体制であっていただきたいと思います。
 さて、今年度のテーマは市役所が一丸となることだと思っております。今年度は大きく二つあります。まず一つは新型コロナウイルスへの対応です。今月から高齢者向けのワクチン接種が始まっていきます。まずは高齢者施設からということで、5月からは集団接種も始まっていくことになると思います。集団接種ということで、人員の確保が重要になってまいります。担当者だけでは賄えないところもありますので、多くの部署から応援を頂かなくてはなりません。様々な部署でそれぞれの仕事があると思いますが、新型コロナウイルス対応というのは優先順位の高いものです。市民の生活を守っていくために、しっかりと優先的に対応していただきたいと思います。
 二つ目は、三重とこわか国体、三重とこわか大会が開催されます。国体は46年ぶりということで、数年前から準備をしてまいりまして、専属の部署も設けております。この年度のために頑張って今まで準備をしてきたわけであります。三重県全体で盛り上がっていくわけですけども、四日市はハード面の整備において、三重県下ナンバーワンの整備をしてきました。残りのソフト面を担当していただく方々が、それぞれの任務を全うしていくことが、三重とこわか国体、三重とこわか大会を成功していく大きな糧となると思います。部署横断的に協力しなければ成し得ないことですので、四日市の大会が大きく盛り上がるように、全部署が一丸となって取り組んでいただければと思います。市役所が一丸となるということが一つのテーマになると思っています。
 また、一丸とならなくてはできないこととして、四日市市役所は働き方改革に積極的に取り組んでいく組織でありたいと思っていますし、そういう組織であると思っています。働き方改革、今年度も一生懸命頑張っていきましょう。新型コロナウイルスの影響で、なかなか時間外が増えていくという状況ではありますが、それはそれ、これはこれ。いまいらっしゃるのは管理職の方々ですけれども、我々は仲間の、部下の健康を守っていかなくてはいけません。そして働きやすい職場を積極的に作っていかなくてはなりません。それが我々の責任であります。ですから時間外の取り組みにおいても、今年度は担当理事も置いておりまして、例年になく力を入れて取り組んでいきたいと思っております。また、管理職の人事評価においても、このタイムマネジメントについて、厳格に評価に取り入れていきたいと思っております。例年よりも力を入れるということは、共通認識で取り組んでいただければと思います。一方で、働きやすさという意味では、男性職員の育休取得も、もっともっと上げていかなくていけないと思います。四日市は他の自治体と比べて、育休取得率は高い方です。それはすごくいいことなんですけれども、まだまだ20数パーセントというところであります。まだまだこれをぐっと引き上げていけるような組織文化を作っていかなくてはいけないと思います。私がここでお話ししていることも含め、私自身ももっと発信していかなくてはならないんですけれども、各担当部署においても、そういった空気感をしっかりと作っていっていただければと思います。
 今、コロナ禍ではあるんですけれど、四日市は明るいニュースもあります。先日は中心市街地のバスタ四日市の国の事業化が発表されました。総合計画が昨年度からスタートしておりまして、その中心的なプロジェクトでもある中心市街地の再開発プロジェクト、これが今進められようとしています。その中で核となるバスタ四日市が正式に決定したということは、非常に大きな弾みとなります。しっかりと20年以上ぶりの中心市街地の再開発に取り組んでいくという姿勢と、ハード面のみならず、それぞれの部署でそれぞれの取り組みをしっかりと行っていただきたいと思っております。昨年度は総合計画の一年目でしたけれど、なかなか新型コロナウイルスの関係で、十分に取り組めなかったと思います。この二年目を一年目という思いでしっかりと一歩を踏み出せるような力強い取り組みをお願いしたいと思います。かねてからお話しておりますけれど、東海エリアの西の中枢都市として、しっかりと存在感を示していける、そういった街になっていく必要があろうかと思います。この熾烈な自治体間競争を勝ち抜いていくには我々市役所の職員、そして市役所が力強いものでなければなりません。我々が盛り上げていって、街の未来を切り開いていく、こういった思いをもって、この一年間を取り組んでいっていただければと思います。そうすれば、必ず四日市の未来は、創れてくると思います。
 なかなか厳しい時代ではありますけれど、皆さんと力を合わせて、市役所一丸となって、この困難を乗り越えていきましょう。よろしくお願いします。
 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 秘書国際課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8111
FAX番号:059-354-3974

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