コンテンツにジャンプ メニューにジャンプ
こにゅうどうくん

トップ > 市政全般 > 広報 > 記者発表・会議案内 > 定例記者会見資料・要旨 > 令和3年度 >令和03年06月16日 臨時記者会見要旨

令和03年06月16日 臨時記者会見要旨

問い合わせ番号:16262-5142-7901 更新日:2021年 6月 16日

市長定例記者会見

日時

令和3年6月16日(木曜日) 午後4時00分~

場所

総合会館8階 視聴覚室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、共同通信社、CTY、中日新聞、毎日新聞、読売新聞

 

市側

市長、森シティープロモーション部長、横山政策推進部参事・新型コロナウイルス感染症対策室長、秦広報マーケティング課長

 

発表事項1.新型コロナワクチン接種事業について

市長:コロナのワクチン関係の今後の方針、またスケジュールのほうで大きな変更があるので、記者会見を開催させてもらう。幾つか大きなトピックスがあるので、順次発信をしていきたいと思っている。
 まず、現在の状況から話をすると、6月3日の時点で、本市においては65歳以上の高齢者の方およそ8万人に接種券の発送を完了した。現在、高齢者の方への接種、そして予約の受付を行っている状況である。集団接種会場として、四日市大学やじばさん三重の大型集団接種会場を開設した。これは前回の記者会見でも案内したように、2万回以上の枠が提供された状況である。集団接種における予約受付等もかなり落ち着いてきていて、コールセンターにもつながりやすい状況にあり、WEB予約についても落ち着いた状況が続いている。7月末までに高齢者のワクチン接種を完了するための受入体制が整ったと判断しているところである。
 現在、本市では高齢者の接種の前倒しの声かけを行っているところである。これはどういうことかというと、WEB予約での集団接種の枠としては7月末までしかオープンにしていなかったが、電話受付においては7月末から3週間以内に1回目の予約をされた方には、おのずと2回目の予約を8月に入れていた。集団接種においては1回目が8月という方はいないが、2回目が8月という方はいる。その人数が2,000人ほどいるが、この方に対して、6月16日に前倒し接種の案内を発送したところである。同時に、市のホームページにおいて集団接種会場別で日々の予約状況が確認できるようになった。これまでは、WEB予約では、予約サイトに入って接種番号を登録していかないと空き状況が把握できない状況であったが、現在では、予約サイトに入る前に一覧で日と会場ごとに○△×で表している空き状況を見てもらえる。そこで十分な余裕があることを理解してもらえると思うので、予約の前倒しの促進もできると考えている。具体的にどういう予約の前倒しかというと、7月末から3週間以内に1回目を予約した方は、必ず3週間空けることから8月が2回目の予約になってしまう。そこで、変更をお願いするのだが、そのパターンは2つある。1つ目は、2回それぞれの予約を変更するパターン、2つ目は、2回目の予約を1回目の3週間前に変更するパターンである。希望される方が、できる限り早いタイミングで接種を受けてもらうということを徹底していくために、大幅に拡大したので予約変更を行い早めの接種をしてもらいたいということを呼びかけていき、高齢者の方の早期の接種に全力を注いでいきたいと考えている。これが来週末までの取組となる。
 2つ目は、予定を大幅に前倒しをすることである。どういうことかというと、前回の記者会見の際に基礎疾患を有する人、高齢者施設等従事者は優先接種対象として自己申告を受け付けるという話をした。実際に今、多くの申告が来ていて、慢性呼吸器疾患など基礎疾患をお持ちの2,400人ほどの人から届いている。7月上旬から接種券を発送するということだったが、大幅に前倒しをして本日から接種券の発送を開始している。高齢者施設等の従事者も330人ほどの人から届いていて、こちらも本日発送した。これは継続して受け付けているので、自己申告書が届き次第、順次発送を行っていくということで、64歳以下の接種券の発送が本日から始まったというところである。
 また、優先接種の方以外の一般の方に向けても今後の予定を確定している。基礎疾患等のある方、高齢者施設関係者の方は、本日6月16日から接種券を発送、予約開始となり、一般の55歳から64歳の方には6月26日に接種券を発送し予約を開始する。その後、7月1日に50歳から54歳の方への接種券の発送も行っていく。予約の手続は発送日からスタートするので、予約が取れたタイミングから接種可能となるので、55歳から64歳の方は6月中の接種も可能と考えている。大幅な接種の前倒しを行い、64歳以下の接種を進めていくとともに49歳以下の方も7月中に順次、予約状況を確認しながら接種券の発送を続けていきたいと考えている。
 今まで優先接種の自己申告の対象者は、基礎疾患を有する人と高齢者施設等の従事者という2つのくくりであった。これは、国が優先接種対象者として取り扱うようにという基準で本市も設けたところであるが、本日から、この定義を拡大する。どういうことかというと、高齢者施設等の対象者の定義を拡大する。これまでは、入所施設が対象であったが、通所型の高齢者施設の従業員、関係者においても早期の接種をしたいという現場の声が多く寄せられていることから、本日から自宅療養者に直接接する高齢者また障害者、障害児向けの居宅サービス、訪問通所型サービス等の従事者についても対象に追加したところである。対象者は、約4,100人で、非常に多くの方が対象となる。この方においても現在、情報提供していて、自己申告される方は優先接種の対象になるということである。
 3つ目は自己申告ではなく、市が特定して優先接種を行っていく職種を拡大することである。小中学校の職員、保育園、幼稚園、こども園の職員、また学童保育の関係者、そして地域消防団の団員を自己申告ではなく、優先接種の対象者として積極的に接種を行っていくことを、本日から開始している。
 今回、市が対象職種を拡大した背景には、市内の小中学校や保育園、学童などで感染者が発生する事例が続いている。また、特に12歳未満の子どもたちはワクチン接種の予定がないので、子どもたちに接する職種においては優先接種を積極的に行っていくべきではないかという観点から、小中学校、保育園、幼稚園、こども園、学童保育所の職員を対象とした。また、地域消防団の団員においては、非常時に市民の安全・安心を守ってもらわなければいけないので、しっかりと活動できるように地域消防団の団員も優先接種対象職種として加えたところである。既に、本市の消防職員は接種を完了しているので、それを補完する形ということになる。こういった優先接種職種拡大もしっかりと行いながら、26日からの64歳以下の接種券発送につなげていきたいと考えている。
 4つ目は、6月19日から三重県と共同で四日市大学での集団接種が始まることである。四日市大学は少し交通の便が良くないので、今回シャトルバスを運行することとなった。近鉄四日市駅と四日市大学を結ぶシャトルバスである。始発が、近鉄四日市駅8時からゼロ分と30分ごとに、30分刻みに運行される。また、四日市大学発は、8時50分をスタートに20分と50分に30分刻みに便が出る。6月19日、27日、7月4日、18日、25日は18時まで接種を行うので、遅い時間帯の便が加わるというダイヤになっている。
市長:現在の本市の接種状況を報告する。6月13日時点で、高齢者の接種者は1回目の方が2万1,317人で接種率が25.35%、そして2回目も接種した方が243人で0.29%という状況である。14日から個別接種が始まるので、今後、発信する際には個別接種の数字も入る。四日市市は、5月27日に集団接種開始、そして個別接種が今週14日から開始ということで、スタートが遅れた。スタート時点では、接種率が低い状況になっているが、7月末までに多くの集団接種会場が確保でき、優先接種対象者も増加できた。また、64歳以下の接種も前倒しで行える状況が整いつつあるので、この流れが順調に進めば、かなり接種が積み上がってくると認識しているので、三重県平均、全国平均レベルになっていき、その水準も超えてくると考えている。
 

補足説明

新型コロナウイルス感染症対策室長:高齢者施設等の対象者約4,100名の内訳は、高齢福祉介護サービスの対象事業所が462で対象者は約3,000人、それから障害福祉サービスの対象事業所が146で対象者は約1,100人である。四日市大学接種会場の無料のシャトルバスについて、2日続けて接種会場として開設できる場合に、1日目を18時まで開設するので、シャトルバスの時間を延長して運行するということである。9日の10時から11時で、県と共同で取材を受ける予定である。
 

 

質疑応答

質問:2回目の接種の予約が8月に入る方が約2,000人いることだが、WEBで予約をした場合、物理的に8月分は取れない状態になっていたのか。また、電話で予約した場合には、8月何日というような形で予約を入れるシステムになっていたのか。
市長:そうである。
質問:電話分の約2,000人に前倒しをお願いしているということか。
市長:そうである。
質問:例えば小中学校職員について、市立、私立の区別の部分はどういうふうになっているか。
市長:小中学校、保育園、幼稚園、こども園の全部について公立、私立一緒に扱っていて、4,400人ぐらいが対象になる。
質問:市内の小中学校などで働いている人が市外に住んでいる場合でも受けられるのか。
回答:四日市市の住民であることが一つの前提となる。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:鈴鹿に住んでいて四日市市の小学校で働いている人は受けられないのか。
回答:住民登録が四日市市にある方だけに限定している。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:優先接種対象の拡大については、接種券発送や予約開始は、どのような手続き、流れで接種に向けていくのか。
市長:公立、公務員系の人はリスト化できるのでリストで把握し、接種券は発行しない。私立の方のリストを持っていないので、接種券を発行する形でいきたいと考えている。消防団の方も民間になるので、民間と公務員で区分けしている。
質問:具体的な拡大の時期や、いつから始めるというようなことはあるのか。
市長:6月16日から接種は一部開始している。従来余剰ワクチンのリストの候補として教職員等が上がっていたが、今後は、順番に打っていくのではなく早い段階で接種をしてもらうということで始めている。
質問:高齢者と並行して、空いている枠でやっているということか。
市長:そうである。
質問:55歳から64歳、50歳から54歳とあるが、それぞれ対象人数はどのぐらいになるか。
回答:64歳以下55歳までの人が約3万8,000人、54歳以下50歳の人が約2万4,000人で、合計約6万2,000人である。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:そうなると、予約の混雑など心配されると思うがいかがか。
市長:6月26日に55歳から64歳の接種券を発送し8月の枠をオープンにする。見込みでは、8月オープン分と7月の残り分を合わせると6万件ぐらい空きが出てくる状況である。例えば接種率が80%とすると、個別接種と集団接種を半々ぐらいに分けて考えると十分収まる件数である。今後集団接種と個別接種がどういう割合になってくるか分からないが、今までの流れだと収まる数字にはなっている。年齢が若くなるのでWEB予約への傾向がより一層強くなると思うので、一時的にコールセンターが混み合うのは致し方ない部分はあるが、できればWEBで予約をやってもらいたいと思う。
質問:WEB予約の枠を増やして対応することでパンクを防ごうということか。サーバーも落ちたりとかはしないという判断でいいか。集団接種、個別接種も合わせて予約ができるようにしていくということでよろしいか。
市長:はい。
質問:基礎疾患と高齢者施設等の関連で、今日発送されたということだが、その方たちは接種券が明日明後日ぐらいには届くと思うが、その64歳以下の方たちが、予約できれば6月中に1回目の接種ができるということか。
市長:そうである。
質問:個別接種で、かかりつけ医に連絡して空きがあればということか。
市長:もちろん集団接種会場でもいいが、基礎疾患のある方が集団接種会場に来るか分からないが、高齢者施設の人でも集団接種会場で受けてもらえるので、早ければ来週には打っていると思う。
質問:64歳から55歳の方も6月26日に発送されるので、同じようになるのか。
市長:土曜日朝一で郵便局に接種券を持っていくと、当日に配達してもらえるエリアも出てくるかもしれない。そうなると、6月中の接種も可能だというところである。
質問:それは、個別、集団を別にせずにWEBや、コールセンターで空いていればということか。
市長:はい。
質問:シャトルバスであるが、ほかの自治体では接種券を見せて、それが乗車券代わりになるということであるが、四日市市では、それは特になくても乗ってもらえるのか。
市長:これは接種券を提示してもらい乗ってもらう。
 

このページに関するお問い合わせ先

シティプロモーション部

このページに関するアンケート

このページは見つけやすかったですか?
このページの内容はわかりやすかったですか?
情報は役に立ちましたか?