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令和03年07月21日 記者発表資料 ササオカ製陶所敷地における土壌汚染について

問い合わせ番号:16268-2476-4903 更新日:2021年 7月 21日

1.発表内容

 令和3年7月20日、三重県生活環境の保全に関する条例第72条の4第1項の規定に基づき、ササオカ製陶所(三重県四日市市万古町878番地 笹岡秀太郎)から万古町878番地の土地において、鉛及びその化合物による土壌汚染が発見された旨の届出がありました。
届出によると、当該土地(約287㎡)において、自主的に土壌調査を実施したところ、鉛及びその化合物が全4区画中、1区画で土壌溶出量基準を、4区画で土壌含有量基準を超過しました。当該土地は、万古焼の製陶所であり、施釉工程および絵付け工程で鉛及びその化合物の使用履歴がありました。(超過地点は別紙参照)
 汚染区画には建屋が立地しており、施錠などにより立入禁止措置が講じられています。また、土壌溶出量基準を超過した1区画で鉛及びその化合物を対象に、地下水調査を実施したところ、検出されなかったことから、周辺環境への影響はないと考えられます。

基準を超過した有害物質および濃度は次のとおりです。
土壌調査結果(溶出量)
 

物質名

濃度
(土壌溶出量基準の倍数)

土壌溶出量基準 汚染深度
鉛及びその化合物 0.028mg/L(2.8倍) 0.01mg/L 表層~0.5m

 土壌調査結果(含有量)

物質名

最大濃度
(土壌含有量基準の倍数)

土壌含有量基準 汚染深度
鉛及びその化合物 1100mg/kg(約7.3倍) 150mg/kg 表層~1.0m

2.対応方針

(1) 本日(7月21日)、現地への立入調査を実施します。
(2) 本市は事業者に対して、法令に基づき適切に対応するよう指導していきます。

【参考】
・鉛について
 古くから人類に利用されていた金属であり、現在でも鉛蓄電池やはんだ等に広く用いられています。鉛は地殻の表層部には重量比で0.0015%程度存在し、水や大気中から検出される鉛には、人為的な排出のほかに地質に起因するものが含まれます。
 なお、鉛は人の臓器や組織に通常存在する物質ですが、高濃度の鉛の暴露では貧血や筋肉の虚弱などの中毒症状があらわれます。また、無機鉛化合物では発ガン性があるとされています。
 

別紙(PDF/883KB)

【問い合わせ先】 
四日市市 環境保全課(担当:大気水質係 中尾、西塚) 電話:059-354-8189
 

このページに関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎5F)
電話番号:059-354-8188
FAX番号:059-354-4412

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