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こにゅうどうくん

令和03年10月06日 記者会見要旨

問い合わせ番号:16364-1924-8636 更新日:2021年 10月 6日

市長定例記者会見

日時

令和3年10月6日(水曜日) 午前11時00分~

場所

市役所6階 本部員会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、共同通信社、CTY、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞
 

市側

市長、森シティプロモーション部長、中根市民文化部次長、中野文化振興課長、横山政策推進部参事、矢澤新型コロナウイルス感染症対策室長、秦広報マーケティング課長
 

発表事項1.令和3年度 四日市市文化功労者及び四日市市民文化奨励賞の表彰について

市長:1項目は、令和3年度の四日市市文化功労者と四日市市民文化奨励賞の表彰についてである。本年度は文化功労者が2件、奨励賞が1件である。四日市市文化功労者表彰は昭和57年に制度が創設され、今年度で40回目となり、今年度の受賞者を加えると、123件となる。
 四日市市文化功労者であるが1件目として、郷土史研究分野において佐藤誠也様を表彰する。佐藤氏は郷土文化の研究に約60年にわたり関わってこられ、本市の歴史や町並みに関する書物の編集責任者を長年にわたり努め、四日市市史の編さんの執筆にも関わってきている。また、地元が塩浜ということもあり、塩浜地区の史跡や歴史に関する書物を発行し、地域では歴史教室やまち歩き教室の企画・運営などを行い、郷土文化の継承にも携わってこられたことから表彰することになった。
 2件目は、文化振興分野の子ども文化NET様である。子どもの健全育成・文化・芸術の振興を図る活動を中心に長年にわたり本市で活動している。子ども文化NET様は「体験ひろばこどもスペース四日市」、「四日市まんなかこどもステーション」、「子育ち広場ドロップin」の3団体で構成されていて、未就学児を含めた子どもやその保護者を対象とした体験型の演劇公演や音楽会等を開催している。平成21年度には四日市市民文化奨励賞を受賞している。将来を担う子どもの心を育てる多様な活動は市内に広く浸透していて、本市の文化振興において貢献が顕著であることから表彰の対象となった。
 次に四日市市民文化奨励賞であるが、今後活躍が期待される個人・団体に贈っている。今回は、音楽分野から四日市JAZZフェスティバル実行委員会様を対象とした。活動年数は9年である。本来であれば、今年度10回目となるJAZZフェスティバルが開催される予定であったが、昨年に続き新型コロナウイルス感染症の影響で残念ながら中止となった。中心市街地の活性化また音楽の普及という意味で大きな貢献をしている団体であり、過去8回開催したイベント状況などから見ても功績は著しいと考えている。多くの地域の企業や団体からも支持を得ていて、演奏会場や観客動員数も年々増加してきていることもあり、ぜひとも来年の開催に期待するところである。このような活動がさらに大きなものになっていくという期待も込めて、今回四日市市民文化奨励賞に選定した。
 

発表事項2.新型コロナワクチン接種事業について

市長:今回集団接種の新規予約の再開と、今後のワクチン接種のめどについて伝える。
 まず、集団接種を再開することについてである。今回が本市が行う集団接種の最後になるが、2回に分けて武田/モデルナ社製とファイザー社製の受付を行っていく。国は、ワクチンの供給について一旦めどをつけた状況であり、武田/モデルナ社製は11月上旬、ファイザー社製は10月上旬を各自治体への最終発送とする方針を示しているところである。本市として、個別接種は医療機関を絞って続けていくが、大規模な集団接種は最後になるので、ワクチン未接種で接種を希望する人は、今回の集団接種に予約してもらいたいと考えている。
 今回再開する集団接種であるが、2種類のワクチンで進めていく。まず、モデルナ社ワクチンについて、予約開始は10月11日の12時30分からで、WEBとコールセンターで受け付ける。この予約は、12歳から15歳の小児も対応するが、12歳から15歳の人についてはコールセンターのみの受け付けになる。接種枠は、1,400人分で、会場はイオンタウン四日市泊店になり、1回目の接種日は10月23日と24日を予定している。
 一方、ファイザー社製ワクチンは、10月18日の12時30分からWEBとコールセンターで予約を予定している。こちらは小児対応をしておらず、16歳以上の600人が対象で、会場はじばさん三重になり、1回目の接種日は11月1日と4日になる。
 この集団接種で接種希望者に対して接種枠が足りない状況であれば、モデルナ社製ワクチンの集団接種を予定している。これは、11日から行うモデルナ社製ワクチンの1,400人分の予約が埋まるという条件でワクチンが供給されることになっている。埋まった場合は、10月18日の12時30分からWEBとコールセンターで受け付ける。12歳から15歳に対応していて、この対象者はコールセンターのみで予約を受け付けることになる。接種枠は2,100人分で、場所はイオンタウン四日市泊店になり10月29日、30日、31日になる。これは11日からのモデルナ社製ワクチンの予約状況によるが、最大でモデルナ社1,400人分、ファイザー社600人分、追加のモデルナ社2,100人分の4,100人分になる。
 前回の本市で行った集団接種2,400人分の予約状況をみると、12歳から15歳までの先行予約を10月29日、30日の2日間行い、保護者も含め800人程度あった。その後、残り分について一般の予約を開始したが、予約枠が埋まったのは10月4日の午前9時で、3日と数時間かかった状況であったことを確認している。これまでの集団接種の予約状況をみると、WEB予約は当日、コールセンターでの予約は処理能力の関係で少しかかるが、1日2日で予約枠が埋まっていたが、今回は3日以上かかっていることから、接種希望者が供給を大幅に上回る状況は改善してきたと考えている。
 今回2,000人から4,100人分の集団接種枠を新たに設けることで、かなりの人に提供できるのではないかと考えている。さらに、昨日四日市の中央緑地の体育館に2,000人分の三重県主催の集団接種会場を設けるという報道があった。市の集団接種と県の集団接種を合わせると4,000人から6,000人程度の枠になるので、接種希望者に大体提供できるのではないかと考えている。
 今後、医療機関での個別接種は継続するが、大規模な集団接種の予約はこれが最後になるので、しっかり周知して、希望する人の予約漏れがないように啓発していきたいと考えている。
 個別接種については、10月、11月は、16歳以上の人に関しては中規模病院の6医療機関、12歳から15歳の人を中心に23医療機関、妊婦の人には4医療機関で継続していくところである。10月、11月の個別医療機関の予約状況は、妊婦対象医療機関を除いて公表している。現在、予約が埋まっている医療機関が多い状況であるが、予約が取れる医療機関もある。また、今後、ワクチンの供給によっては、予約が取れる医療機関も増える可能性もあるので、今回の集団接種と個別接種において11月中ぐらいには接種のめどをつけていきたいと考えている。
 

質疑応答

質問:モデルナ社製ワクチンは、11月上旬が最終配送となっているが、接種日は10月23日、24日になっている。これはどういうことか。
回答:11月上旬の最終配送とは、国が供給することが最後ということである。今回の10月接種のワクチンは、既に供給を受けたワクチンを使用する。本市の在庫を使用しきれば最終配送にて国から供給を受けることになるということである。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:10月23日、24日分は既に供給を受けていて、10月23日、24日の予約が全部埋まった場合に供給を受けるということでよいか。
回答:すべて今回予約が埋まらなくても、使うめどがあれば国から供給を受けられるというところである。国は、ワクチンの使用のめどのない自治体には供給せず、必要な自治体に供給するということである。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:国は11月中に接種対象者の8割ぐらいの接種を終えられるということを示していたが、今回の接種が進めば、四日市市も対象人数の8割ぐらいは接種したことになるのか。
市長:この集団接種と個別接種の割り当て分をうまく活用すれば、市内の対象者の83%の接種分は確保できると考えている。また、職域接種等の接種者が加わる可能性があるので、少なくとも83%程度は確保できる状況である。
質問:ワクチンを2回接種していても感染者が出ているというデータをホームページでも示していた。今、四日市市内での感染は落ち着いてきているが、ブレークスルー感染も発生しているというのは見逃せないことかと思うが、このことに対して市長はどのように市民に呼びかけていくのか。
市長:2回接種した人も感染しているものの、重症化は抑えられているということと、感染者の統計を見ても2回接種、1回接種した人は、接種してない人よりも感染割合が低いという数字も出ているので、ワクチン接種には一定の効果があるのではないかと感じている。また、国は1、2回目の接種は終了していく方向にあるので、今、接種を希望する人は接種してもらいたいと思う。
質問:国からのワクチン供給は、モデルナ社は11月上旬、ファイザー社は10月上旬ということだが、今後の個別接種について、個別接種用ワクチンとして別途供給するというような通達は来ているのか、個別接種のワクチン確保について教えてほしい。
回答:モデルナ社は個別接種に使用していないのでファイザー社になるが、10月上旬というのは個別も含めて自治体に配送するのが10月上旬で最後ということである。今回予約を受ける集団接種分、個別の医療機関で11月分として予約を取っている分とこれから12歳になる人の分などを加味して割当てを調整しているところである。今後は、在庫のワクチンで続けていくということになっていくが、その中で、今回ファイザー社の600人分を集団接種で用意したところである。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:現在確保している枠の中で続けるということであって、個別接種についてもワクチンの在庫がなくなれば市として終了するということか。
市長:供給されているワクチンにて今の個別接種の体制で11月まで行うが、12月以降はさらに縮小して在庫分にて行っていくところである。早ければ3回目の接種が12月に始まる可能性があるので、それと合わせて行っていくことになるのかと思っている。
質問:今回の12歳以上のイオンタウン四日市泊店の1,400人分や、各医療機関の個別接種の予約状況を見て追加もありえるのか。
市長:まったく足りない状況であれば追加要求をしていかなくてはならないと思うが、最後の調整段階になると、広域で行ったほうがいいのではないかという思いもあるので、三重県に担ってもらうのがいいと思う。ある程度の規模で行っていくのがいいと思うので、三重県とも話し合っていきたいと思う。
質問:市民への呼びかけなどあるか。
市長:現在、多くの人がワクチン接種を済ませているが、今回が四日市市として供給する最後の集団接種の予約受付となる。ワクチン接種を希望する人は予約手続を済ませてもらいたいと思う。
質問:10月18日予約開始のモデルナ社の集団接種について、23日、24日の予約が埋まった場合に限るというのは、18日までにすべて埋まったらということか。
回答:その点は三重県と調整していくが、全く埋まるめどがないと18日の予約はないと思うが、ある程度の予約が入れば、次回の分の供給を受けるという形でやっていくところである。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:日程の都合で23日、24日の集団接種は受けられない人は、予備の29日、30日、31日の予約が開始しなければ、個別接種で接種してもらうということになるか。
回答:そういう場合もあると思う。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:市内の対象者の83%分のワクチン確保についてであるが、四日市市主催の集団接種と個別接種に三重県主催の集団接種は含まれているか。
回答:三重県主催の集団接種分は1回目の接種が先日あったばかりで、実績が追いついていなく、含まれていないと思っている。(新型コロナウイルス感染症対策室)
質問:四日市主催の集団接種と個別接種だけであり、職域接種分も入っていないのか。
市長:個別接種と集団接種で計算し、それに職域接種分として推測値を足して、三重県分の数字が入ってくるかどうかで、83%以上は確保できるという見方になる。
  

その他

質問:緊急事態宣言が解除となったが、店の疲弊というのが見られ、商店街もシャッターが閉じたままとなっている状況も見られる。そのような中、予算編成の時期に入ってくるが、市は経済対策としてどのような支援をしていくのか、何か案は持っているのか。
市長:コロナ対策について、経済対策また生活支援を含めて様々な議論をしている。今回の議会でも補正予算を上程していきたいと考えているし、また補正予算と来年度の当初予算を合わせて出していけるようにしたいと思う。ただ、国の総選挙があるので新たに大規模な予算を組むということもあるので重複してもいけないので、その辺の見極めが難しいところである。今回の選挙結果とその後のコロナ対策について見定めていかなければいけないが、喫緊で必要な最低限のものについて今議会で上程していくということになる。
質問:市内の状況に関してコロナに対する影響を、市長はどのように感じているか。
市長:感染者はかなり抑え込むことができていると思う。先日も感染者が出ない日もあったが、これが続くということは、現時点では考えにくい。数人程度で抑えられているということは、市民の皆さんのご協力のたまものであると考えている。緊急事態宣言が解除されて、時短要請はあるものの酒類の提供も可能となり、飲食店もまだ厳しい状況ではあるが、酒が提供できるという行為が実現したことでかなり喜ばれている。14日までしっかりと抑え込みながら、15日以降は時短要請も解除できることを願っているし、中心市街地また飲食店へ人が戻ってくることを願っている。併せて何か経済対策はできないか、国の動向を見て考えてやっていきたいと思っている。
質問:今回追加上程される内容は教えてもらえるか。
市長:これまでの事業所支援で事業者から好評であったものとか、いろいろな声を織り交ぜたものを考えている。事業者支援また生活者の支援という部分を中心に考えていて、経済対策については国の動向を見定めながら大規模なものをやっていきたいと考えている。

※上記記者会見要旨内で、本市が行う集団接種について最後となる旨伝えていますが、会見後の調整等により、新たな集団接種会場の設定等ありますので、詳しくは、四日市市のホームページにて確認ください。
 

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