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こにゅうどうくん

令和03年11月08日 記者会見要旨

問い合わせ番号:16401-5467-3237 更新日:2021年 11月 8日

市長定例記者会見

日時

令和3年11月8日(月曜日) 午前11時00分~

場所

総合会館8階 視聴覚室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、NHK、共同通信社、CTY、中日新聞、毎日新聞、三重テレビ、読売新聞
 

市側

市長、森シティプロモーション部長、山下市民文化部長、稲垣都市整備部長、磯村市民文化部参事・市民課長、樋口スポーツ・国体推進部参事・スポーツ課長、村田都市整備部参事・市街地整備・公園課長、藤枝市民課副参事、伊藤市街地整備・公園課課長補佐、秦広報マーケティング課長
 

発表事項1.マイナンバーカード取得促進事業~臨時窓口の移転リニューアルなど~

市長:1つ目の項目は、マイナンバーカード取得促進事業についてである。本市においても、これまで多くの人に申請してもらえるよう取り組みをしてきたが、マイナンバーカードの取得促進に向けて、さらに力を入れていくところである。
 マイナンバーカードは、マイナポイント事業などによりかなり普及は進んでいるが、まだまだといったところである。10月末時点のマイナンバーカードの申請率を見ると、全国平均46%、三重県平均45%、四日市市の平均が42%となっていて、全国でも半分に届いていないし、相対的に見ても四日市市は低い申請率である。国は、来年度末までに国民のほぼ全ての人にマイナンバーカードが行き渡るようにするという方針を掲げており、本市においても今年度末には60%、来年度末には80%を超える申請率を一つの目標としているところである。
 10月20日から、マイナンバーカードが保険証として使えるようになった。これからマイナンバーカードのサービスも増えることや、国の経済対策にもマイナンバーカードが使われるという話もあることから、申請件数も増えてくると想定できるので、交付体制の強化に努めていくところである。
 今後、マイナンバーカードの交付事業として大きく3つの取り組みを強化策としていきたいと思っている。まず1つは、マイナンバーカードの交付窓口を増強すること、2つ目が、ショッピングセンターなどで申請サポートを実施すること、3つ目が、出張申請受付サービスを継続して実施することである。
 まず、交付窓口について、現在、市役所本庁舎の1階に仮設窓口を5ブース開設していたが、12月6日からじばさん三重の3階に移設する。移設後は、個室になり窓口の数も5から8に増強となる。
 2つ目のショッピングセンターでの申請サポートについて、休日の大型ショッピングセンターなどを会場として、申請用の写真撮影や申請方法説明などサポートをしていく。また、サポートを受けた人には、ノベルティをプレゼントしていく。開設するショッピングセンターなどの会場は、アピタ四日市店、イオンモール四日市北、イオン四日市尾平店、イオンタウン四日市泊、四日市自動車学校、四日市南自動車学校、確定申告会場のじばさん三重になる。
 実施時期は、令和3年11月から令和4年3月末までで、72回程度開催を予定している。11月27日土曜日のイオンモール四日市北をスタートと考え、今後の会場予定については、市の広報やホームページで公開をしていく。また、会場でも、チラシを配りながら当日来てもらえる人を募っていきたいと考えている。
 3つ目の出張申請受付について、既に実施しているが、好評なので継続していく。これまでは、申請する際に手続をしてもらい本庁舎等にて受け取るというのが主であったが、市側から出張申請受付を行うという取り組みである。マイナンバーカードの申請希望者が5人以上見込まれる企業や地域団体、サークルなどを対象にその場所まで職員が出張して手続を行うというものである。申請時か、交付時に、1回は本人確認が要るが、今回、出張申請になるので、申請時に本人確認ができるため、交付は本人限定受取郵便、もしくは書留郵便で自宅に郵送することになる。また、出張申請の際にはノベルティをプレゼントするし、20人以上取りまとめてもらったグループには、一人につきクオカード1,000円分を差し上げるという取り組みをしている。
そのほか、マイナンバーカード交付予約システムについて、今までコールセンターでの受付のみであったが、12月からインターネットによる受付システムを稼働する。また、コールセンターも12月から現状の4回線から6回線以上に増強をしていき、状況に応じて数を増やしていくことになる。また、職員の体制強化ということで、市民課の臨時窓口、地区市民センターに派遣職員を1月から増員していく。様々な取り組みを行いマイナンバーカードの交付率の向上に向けて頑張っていきたいと思う。
 

質疑応答

質問:マイナンバーカードの臨時窓口が移転リニューアルということだが、本庁舎1階にある臨時窓口はいつまで開設しているのか。
回答:本庁舎1階の窓口は、11月30日の午前で一旦閉める予定である。その後、移転し、12月6日にリニューアルオープンする予定である。(市民課)
質問:臨時窓口ということは、この窓口以外に市民課でも受付しているということでいいか。
回答:現在、市役所で新たにカードを渡すことに関しては臨時窓口で行い、電子証明の更新や住所変更に伴う券面変更などは、市民課の窓口で行っている。現在、市民課の窓口で行っている業務は市民課に残るが、新規の交付に関する業務については市民課では行わず、じばさん三重にて行う。(市民課)
質問:ショッピングセンターなどでの申請サポートについて、確定申告会場のじばさん三重は確定申告の時期限定で12月から開設される臨時窓口に加えて、これをサポートするということか。
回答:申請サポートは、交付窓口とは違い委託を考えていて、職員がその場にいないので申請受付はできず申請をサポートする形になるので、最終的には市民課または地区市民センターの窓口で交付を受けてもらうことになる。(市民課)
質問:出張申請の受付を実施中ということだ、いつからやっているのか。
回答:出張申請は昨年度から行っていて、5人以上取りまとめてもらえば訪問すると案内していたが、昨年度は、周知が不十分だったかもしれないが3件ほどしか申し込みがなかった。そこで、今回さらに力を入れていきたいということで、ノベルティを用意したり、クオカードを用意したりして周知を図っていきたいと思っている。国が集客に関するノベルティに対する補助金も充実させているので、それを活用して行う事業になる。(市民課)
質問:四日市市のマイナンバーカードの申請率は全国的に見て比較的低く、ここ1、2年ぐらいで伸びてきたと思うが、その辺りの分析はしているか。
回答:この1、2年で伸びたのは、マイナポイントの影響が大きいと思っている。マイナポイントの申請期限が4月末だったので駆け込み需要がかなりあった。その申請したカードが出来上がるのが夏頃で、7月、8月は交付窓口が混み合い電話もつながりにくい状況で、市民の皆さんには不便をかけたので、今後そのようなことがないように窓口を充実させたところである。(市民課)
質問:四日市が低い理由は考えてないのか。
回答:四日市の申請率が低い理由は特段ないが、この制度は6年前から始まっていて最初あまり周知が図れず興味を持ってもらえなかったことかと思う。(市民課)
質問:ショッピングセンターなどでの申請サポートについて、例えば、ネットでの申請を完了するところまでサポートするとか、具体的にどこまでやってもらえるのか。また、ノベルティグッズやクオカード、市民課や地区市民センターへの派遣職員の配置に対して予算はどこまでが国庫補助で、どこまでが一般財源なのか。申請率向上のため四日市市独自のサービスは何か行っているのか。
回答:まず、どこまで申請をサポートするのかという点については、通知カードとスマートフォンを持ってきてもらえば申請が完了するところまでサポートする。通知カードがないと申請が完了できないので、やり方の説明程度になると思う。
 あと、スマートフォンで申請できない人については、写真を撮ってプリントアウトし紙の申請書に貼って必要事項を書いてもらう。自身のマイナンバーがわかっていればその場で書いてもらい、投函できる状態にまでできる。わからなければその申請用紙を持って帰ってもらうことになるが、その場でできるところまでサポートしようと思っている。
 国の補助がどこまでかについて、クオカードやノベルティは全て国庫補助である。地区市民センターや市民課の臨時窓口に配置する派遣についても、国庫補助が100%である。一般財源は693万7,000円であるが、これは端末機器のリース代や、じばさん三重の窓口を開設する際の職員用の備品などの購入費である。
 最後に、臨時窓口の開設や出張申請などはいろいろな自治体で行っているが、四日市独自のサービスとして、ショッピングセンターなどでの申請サポートを4か月で72回という頻度で行うことである。県内ではこの頻度では行っていないし、全国的に見ても本市と同じタイミングで始めていると思う。また、出張申請受付でのクオカードの配布は、ほかではあまり取り組んでおらず、違うタイミングで進呈しているところはあるが、出張申請受付で20人以上取りまとめた団体に配布するというのはほかではあまりない取り組みであると思う。(市民課)
市長:今までは、市民の皆さんが申請してもらうことが主だったが、これからは、市役所の職員が外に出て市民の皆さんに訴えかけるという姿勢に変えていき、申請交付率の向上を図っていくところである。
 申請率の高い自治体では、マイナポイントの際に特典を付与している自治体もあった。本市はそういう特典をしてこなかったので、今後国がどのようにしていくかを見定めた上で、そういう特典も検討をしていかなければならないと思っている。
 

 

発表事項2.「東京2020オリンピック金メダリスト向田真優選手記念展示 ~夢と感動をありがとう~」について

市長:2021年も後半だが、夏の東京オリンピックで我々は大きな勇気をもらった。本市ゆかりの選手が東京2020オリンピックには7人参加したが、その中でもレスリング女子53キロ級の向田真優選手の活躍はすばらしく、初めて四日市市にオリンピックの金メダルを持ち帰ってもらった。その向田選手の、東京オリンピックでの功績をたたえるために、「東京2020オリンピック金メダリスト向田真優選手記念展示~夢と感動をありがとう~」を開催したいと思っている。総合体育館のエントランスプラザにおいて、11月13日から年度末まで、向田真優選手のゆかりのあるものを展示させてもらいたいと思う。ゆかりのあるものでは、日本代表チームの公式ユニフォームや会場で実際に使用された応援旗、また向田選手が小学生時代に「世界大会に行って、1位~3位にはいる。」と書いた直筆の将来の夢や、レスリングを始めた理由、その当時好きだった選手の名前を書いたものや、記念品などを展示していきたいと思っている。四日市市の最初のオリンピック金メダリストで、四日市市にとってすばらしいものなので、盛大に向田真優選手の功績をたたえたいと思っているので、多くの人に見てもらいたいと思う。
 13日には式典を催し、残念ながら、本人はスケジュールの関係で来てもらうことは難しいが、お母様の向田啓子様に来てもらう。また、四日市市レスリング協会の会長で小さい頃指導された恩師の宇野勝彦様にも出席してもらう。
 

補足説明

スポーツ課:除幕式の当日は、除幕式のほか、先に表彰した四日市市スポーツ特別栄誉賞の記章が出来上がったので、市長から向田選手のお母様に渡す。また、四日市市議会から四日市市市議会スポーツ特別表彰を行う予定である。 

 

発表事項3.中央通りのリニューアル模型を公開します

市長:現在、本市では、中心市街地の再開発のプロジェクト推し進めている。近鉄四日市周辺のペデストリアンデッキや、バスタ四日市など、様々な事業が相まった大きなプロジェクトが進められている。近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心として行われ、1.6キロの空間になるが、2027年のリニア中央新幹線の開通目標である2027年を目標に進められている。この1.6キロにわたる空間がどのように変わっていくのかを市民の皆さんと共有していきたいということから、このイメージを指す模型を作成した。この模型は、これまで議会の議員説明会などで公開したが、市民の皆さんに見てもらう機会はなかった。四日市の変わり行く姿、将来の絵を市民の皆さんと共有していくことが、共にまちづくりを進めていく大きなエネルギーになるのではないかということで、1.6キロの近鉄四日市駅周辺からJR四日市駅までの中央通りを中心とした空間の模型を展示する。縮尺は300分の1で約6メートルの模型になるが、市役所本庁舎1階の窓口案内のところで公開し、市民の皆さんにいつでも見てもらえる模型が誕生する。
 そして、この計画は様々な議論を進めているので、その都度、この将来の絵が変わっていく可能性もあるし、詳細なものになっていく可能性もある。議論のたびに定期的にその絵を更新していきながら町の変わっていく姿を市民の皆さんと共有できるものにしていきたいと考えている。
 

 

質疑応答

質問:1.6キロというのは、西浦通りからJR四日市駅まででいいか。
回答:はい。西浦通りからJR四日市駅までの距離である。(都市計画課)
質問:今年度当初予算に工事費の一部が組み込まれていたと思うが、具体的に今年度どこかで着工するのか。
回答:工事については、近鉄四日市駅の西側の一部地下の埋設物を撤去したり、道路の形を変えていく工事に一部着手する。(都市計画課)
質問:今年度中に着手するということか。
回答:はい。今年度中に着手する。(都市計画課)
質問:この模型は、一度報道陣に向けて、中央通り再編の関係者調整会議で披露されたものと同じなのか。模型は何で作られているのか。いつまで展示するのか。
回答:10月17日の第6回の関係者調整会議に見せたものから、若干バージョンアップをした模型になる。この模型は、紙、プラスチック、発泡スチロールなどいろいろな材料で出来ている。
 いつまで展示するのかについては、今の段階で終わりは設定していない。これからの予定として、特に1号線からJR四日市駅にかけての空間の使い方を含めていろいろ議論をしていくことになっているので、その空間の使い方に合わせて若干形が変わっていくことが想定される。そこを含めて市民の皆さんと共有していくということなので、終わりは基本的には設けていないが、できる限り長い期間で皆さんに見てもらいたいと思っている。(都市計画課)
質問:2027年のリニア開通は難しいと思うが、この再編事業を2026年度中に終えるという今の計画でよいか。
回答:2026年中に今想定している整備を終えるというスケジュールについては、そのとおり進めていくつもりで頑張っていきたいと思っている。(都市計画課)
市長:この町一体を変えていくことは継続的に行っていき、恐らく今後、港との連結や、JR四日市駅の再開発などの事業ともリンクしてくることになると思うが、この中心市街地の一連の事業は2027年を目標に、2026年度中に整備していきたいということである。あと、今年度から近鉄四日市駅の西口から工事が始まる。約6年間工事を行うので、市民の皆さんには迷惑を掛けるが、不便と感じるのではなく、この工事の先にはこういう町が待っているということを、市民の皆さんに知ってもらうことは非常に有効と思う。今後すばらしい町ができるので少し我慢しようという気持ちになり、楽しみに変わると思うので、模型を皆さんと共有していきたい。
質問:長さは6メートルだが、奥行きはどれぐらいか。また、今後1号線からJR四日市駅の空間の使い方が変わっていくということだが、どの辺りが大きく変わっていく可能性があるのか。
回答:今の段階で道路の車線などの交通の部分についてはおおむね固まっているので、変わる部分としては広げた歩行者空間が使い方に合わせて少し形が変わる。1号線から東側の部分に市民の皆さんが楽しめるアクティビティエリアを考えているが、官民連携での管理運営を目指しているので、その構想の中で形を変えていく部分がある。また、1号線の渡し方はまだ固まっていないので、どのような形になるかの部分に変わっていく可能性がある。ただ、全体のムード的なものは大きく変更はないので、今完成がイメージできる段階まで来たので、市民の皆さんに見てもらいたいというところである。
 模型の幅は、150メートルの300分の1なので、50から60センチメートルになる。(都市計画課)
質問:市民の皆さんがリニューアルの模型を見ることができるのは、今日がスタートという認識でいいか。また、市民の皆さんが模型を見て意見を言えば、それを取り入れこれから変わっていくという認識でいいか。
回答:広く模型を見てもらうことは、本日がスタートになる。計画については、今まで市民の皆さんに見てもらう経緯を踏んできているので、今後、市民の意見で大きく変わることはない。ただ、模型を見てもらい、使い方などに興味を持ってもらい、ものをつくることだけではなく、賑わいも一緒につくっているといった気持ちになってもらうといった目的もあるので皆さんに見てもらいたいと思う。(都市計画課)
  

その他

質問:今回三重県の衆議院議員総選挙の小選挙区の議席について、自民党3、立憲民主党1となり、全国では自民党はあまり議席を減らさず、立憲民主党は減らした。また、関西中心で議席を持ってきた日本維新の会が議席を増やす結果になった。この県内の選挙結果、全国的な選挙結果について、市長の所感を聞かせてほしい。
市長:個別の事案については差し控えさせてもらうが、県内の国会議員が増えた。特に北勢地域に関係のある国会議員が増えたことは喜ばしいことと思う。多くの国会議員の力を借りて、国の事業が四日市市でもたくさん行われている。このような事業をしっかり推し進めていけるよう連携を取っていきたいと思っている。
質問:スターアイランドの跡地について、本年度中に建物の外観は近鉄不動産、図書館部分は市で基本計画をつくるという話になっていたと思うが、今の進捗状況を教えてもらいたい。
市長:今年度、図書館の基本計画の予算を取り策定を進めている。一方、近鉄ホールディングスも建物全体の計画を検討している。まだ最終的な調整や合意には至っていないが、来年度予算の編成時期までには一定の方向性を示せるように近鉄ホールディングスと継続的に協議している。
質問:コロナ禍により近鉄ホールディングスも厳しい判断になるのではないかと思うが、現時点では協議は継続していて、これまでの方針による形で協議は進んでいるということでよいか。
市長:開発について近鉄ホールディングスも進めていることは確認できている。双方のタイムスケジュールがあうかについては懸念があるが、来年度予算に対して行政として上程していきたいので、当初予算に合わせて一定の方向性を出したいということで共通理解していると思う。
年明けには何らかの方針は出していかないといけないと思うし、議会からも説明責任を要求されると思うのでしっかり対応していきたい。

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