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「よっかいち人権大学あすてっぷ2022」 第4回講座(報告)

問い合わせ番号:16620-0653-6398 更新日:2022年 9月 1日

 

 

第4回 「メディアとの上手なつきあい方 ~コロナ禍のインフォデミック(情報の氾濫)を考える~」講師:中央大学文学部 教授 松田美佐さん

  8月27日(土)総合会館7階第一研修室で、あすてっぷ2022第4回講座を開催しました。

皆さんは「メディアリテラシー」という言葉をご存じでしょうか。

2019年、日本でのインターネットの利用率はおよそ9割となり、2020年に新型コロナウイルス感染症が拡大すると、インターネットの存在は私たちの生活や経済活動の維持に必要不可欠なものとなりました。一方で、ネット上に噂やデマも含めた大量の情報が氾濫し、何が信頼できる情報なのかを判断することが困難な状況にも陥りました。

 今回は、講師に、中央大学 文学部教授で社会情報学の研究をされている松田先生をお迎えし、先生にオンラインでお話をうかがいながら、「メディアとの上手なつきあい方」について学びました。

1. インフォデミックとは?
2. うわさの否定は困難
3. ネット社会における情報・うわさとのつきあい方
を柱に、「そもそも『正しい』情報とは何か?」「0か1の『正しさ』ではなく、『より正しい方向へ』」など、メディアリテラシーを理解する上で重要な考え方を教えていただきました。
 

講座の様子 1 (講座の様子)

講座の様子 2 (講座の様子)

 アンケートから(原文のまま)

  • マスメディアも含めて、これだけ情報が氾濫していると正しいか正しくないかの判断を間違えないことは難しいと感じます。私もFBやTWITTERをよく使っていますが、RTやシェアで情報拡散することは、簡単な分、慎重にならざるを得ないと思いました。反省を込めて今後は気をつけたいと思います。(50代) 
  • とても滑舌がよく話もよく理解できた。曖昧さの耐性を身につける。安易に結論を求めずより正しい方向へ。その点が最も印象に残った。ついつい白が黒かの結論を求める傾向にあるので今回の講演内容を参考に立ち止まって考える習慣を身につけたい。(60代) 
  • 自分自身が積極的に求めなくても、リコメンドされて提供される情報に触れる機会は多々あり、影響を受ける場合がある。情報に対する批判能力を持つ事の大切さを改めて感じました。子ども達と対話しながら、風通しの良い環境を作っていくことが、子ども達を守る事。本当にそうですね。(60代)
  • 情報の見極めが大事。偏った情報も多い昨今。真実も変わりつつあるし…。自分の中でこれらを咀嚼する術を身に付ける事は難しいが、せめてアウトプットする振る舞いには慎重にしなくてはと思います。「白か黒か…」としがちですが、グレーの濃淡を~こういう考え方が本日、印象に残りました。(60代)

このページに関するお問い合わせ先

総務部 人権センター
三重県四日市市諏訪町2番2号(総合会館7F)
電話番号:059-354-8609
FAX番号:059-354-8611

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