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令和5年4月 年度初め市長訓示

問い合わせ番号:16807-6311-3687 更新日:2023年 4月 3日

 

 本日から2023年度が本格的にスタートしました。新しい年度を迎えるにあたって、私も心機一転、頑張っていこうという熱い思いでいっぱいです。
 これまで3年間は、新型コロナウイルスの対応で本当にたくさんの方に頑張っていただきました。当該部署だけではなく、オール四日市市役所で新型コロナウイルスの対応に当たることができたと感じています。新型コロナウイルスの状況も、5月に2類から5類へと扱いが変わるということもあり、今年度は大きな節目を迎えることになりますが、新型コロナウイルスがなくなったわけではありません。引き続き、新しいフェーズが始まるという理解で対応していただければと思います。
 そういった中で、やはり我々は市民の皆様に明るい話題、ニュースを与えていくことも行政としての務めであると思っています。
 この3年間、新型コロナウイルスで止まっていた案件等をこの1年間でしっかりと再開し、実行していき、明るい話題をどんどん振りまいていけるような行政でありたいと考えています。制約があったこの期間でしたが、その中でも四日市の中心市街地の再開発プロジェクトは、我々や市民の皆様にとって大きな希望を与えるものでした。
 今年度も引き続きプロジェクトは進んでいきます。近鉄四日市駅周辺では、国直轄事業のバスタ四日市が設計、工事に、新図書館は設計に入っていきます。またペデストリアンデッキ、円形デッキについても建設に入っていくという段階になり、1号線からJR四日市駅の空間においてもPFIを用いた民間活力を生かした取り組みを進め、そしてJR四日市駅においても、大学の設置に関しての基本構想を練り上げていくという、着々と四日市の大きなプロジェクトが進行していくというところです。
 それに加えて、今年度は新しいスタートが多くあります。例えば、学校給食センターが稼働し、幼児教育センターもできます。また介護予防等拠点施設も開設され、南消防署の開署、農業センターのリニューアルなど、本当に多くの話題があります。まず1年目の大切な年度となりますので、各部署の皆様方でしっかりと進めていただけるようお願いを申し上げます。
 明るい話題ですが、大きなイベントで盛り上げていきたいと思います。この11月には東海・北陸B-1グランプリを、この四日市で開催します。大イベントになるので、担当部署だけではなく、四日市市役所全体で盛り上げていけるような、そういった機運を作っていきたいと思っています。それぞれの部署で、コラボレーションできるようなことがあれば、どんどんやってもらえればと思っています。
 また夏の大四日市祭りは今年、第60回という節目を迎えますので、充実したものにしていくと聞いていますが、こういったイベントを通して、大いに四日市を盛り上げていければと思っています。
 そして今年度の当初予算の名称、皆さんご記憶はありますか。「出会い・結婚応援!四日市で幸せになろう予算」というネーミングを付けました。これは特定の施策を抽出してわかりやすく示しただけなので、全施策を表しているものではありませんが、今年度は新たに四日市市として、若者の出会い、結婚支援に力を入れていくという方針を打ち出しています。国全体が、人口減少、少子化問題この大きな課題にぶち当たっているというところです。本市は比較的人口減少、または少子化においても、他の自治体に比べては緩やかなものとなっていますが、この課題を避けて通るわけにはいきません。国の方では、この4月からこども家庭庁が発足していますので、これと足並みを揃える形で四日市においても、まずは出会い、結婚支援、そしてさらなる子育て支援を展開していきたいと思っています。
 そしてこれはオール四日市市役所で取り組んでいってほしいテーマを二つ挙げさせていただきます。
 まず一つ目はふるさと納税です。今年度、新しくふるさと納税推進室を設けましたが、ふるさと納税の財源流出についての課題は、本当に看過できないような課題です。令和3年度でマイナス8億円、おそらく令和4年度はそれ以上の流出になっていると思っています。我々が取り組んでいく施策の財源が流出しているということなので、その根幹部分に対してしっかりと対応していかなければいけません。担当部署だけではなく、全部署がふるさと納税に対してできることがないかということを考えてもらい、一市民として一市役所職員として、いいアイディアがあればふるさと納税推進室に寄せていただきたいと思っています。皆さんの英知を結集して、何とかこの流出規模を縮小していきたいと考えていますので、1人1人が当事者意識を持って取り組んでいただきたいと思います。
 そして二つ目はカーボンニュートラルに対しての取り組みです。今年の2月にゼロカーボンシティ宣言をしました。四日市市は環境先進都市を目指しており、環境に対する取り組みに力を入れていかなければなりません。そして2050年にはカーボンニュートラル社会を実現していくということを約束し、宣言しました。今年度には環境計画が改定になり、具体的な目標指数や取り組みが明記され、実行されていく段階に入っていきます。これだけでは十分ではないところもあるので各部署が、自分たちでカーボンニュートラルに対して何ができるのかというのを今一度確認していただき、今後の取り組みに積極的に反映していただきたいと思います。これがなければ、四日市市役所全体のカーボンニュートラル、ひいては市全体のカーボンニュートラルには結びついていかないと思います。こちらもオール四日市市役所で取り組んでいきたい課題ですので、カーボンニュートラルへの取り組みをしっかりとお願いをしたいと思っています。
 最後に毎年のお話になりますが、引き続き四日市市役所は、働き方改革について積極的に取り組んでいきたいと思っています。昨年度から、働き方改革推進室を立ち上げましたが、新型コロナウイルスへの対応の方が優先になってしまいました。一定の成果や業務の効率化、業務時間削減といった成功事案も出てきてはいますが、まだ部分的なところで止まっています。ただ今年度は新型コロナウイルスへの対応も一段落つき、働き方改革やワークライフバランスの充実について、今一度しっかり取り組んでいき、実際に数字で反映していけるようなところまで落とし込めればと思っています。職員の皆さんが働きやすい職場でなければいけませんし、家庭との時間のバランスもありますし、健康でいてもらわなければいけません。一定の休暇をしっかりと取ってもらい、仕事をしてもらうときにはしっかりと仕事をしてもらい、パフォーマンスを高めてもらうということが大事です。このワークライフバランスの実行には、管理職の皆様の意識が非常に重要です。年度初めの段階で全職員に意識づけを周知していただきたいと思っています。職員全員の業務効率化また簡素化につながるよう、働きやすい職場を目指して制度構築をしていきたいと思っています。また現場の意識醸成として育休、産休も含めて休暇も取りやすい空気を作っていただければと思っています。
 引き続き、四日市市は東海エリアの西の中枢都市として存在感を示していきたいと思います。東海エリア、三重県北勢地域を四日市市が牽引していくという強い自負を持って歩んで行きたいと思っています。ぜひとも元気都市四日市を目指して皆様に明るい話題、元気を与えられるような市役所であり続けたいと思っていますので、この1年、皆様のご協力をお願い申し上げまして、私の訓示とさせていただきます。
 新しい1年頑張っていきましょう。

 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 秘書国際課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8111
FAX番号:059-354-3974

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