手足口病に注意しましょう!
問い合わせ番号:16898-3135-3103 更新日:2024年 9月 5日
手足口病について
手足口病は、口の中や手足などに水疱性の発疹があらわれる、急性ウイルス感染症です。
子どもを中心に、主に夏に流行します。
三重県では、2013年(定点医療機関当たりの年間患者数138.2人)、2017年(同121.2人)、2019年(同124.9人)に大規模な流行がありました。
病気の原因となるウイルスは、主にコクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)などのエンテロウイルスです。
症状
- 感染してから3~5日後に、口の中、手のひら、足底や足背などに2~3mmの水疱性発疹が出ます(発疹は1週間~10日で自然に消えていきます)
- 発熱は約3分の1にみられますが、38℃以下のことがほとんどです
- まれに、髄膜炎、脳炎、心筋炎、急性弛緩性麻痺などの合併症が起こることがあります
高熱が出る、発熱が2日以上続く、嘔吐する、頭を痛がる、視線が合わない、呼びかけに答えない、呼吸が速くて息苦しそう、水分が取れずにおしっこがでない、ぐったりとしているなどの症状がみられた場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。
感染予防のポイント
手足口病のウイルスは、感染者の鼻水や便などの中に含まれています。咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、手指を介してウイルスが口の中に入ったりすることで感染します。
以下のことに注意して、感染予防に努めましょう。
- 流水と石けんで手を洗いましょう。
- タオルの共用は避けましょう。
- 感染した乳幼児のおむつ交換時には、排泄物を適切に処理し、処理後もしっかりと手洗いをしましょう。
発生状況(三重県感染症情報センターより)
四日市市 | 三重県 | 全国 | |
---|---|---|---|
2024年第33週(8月12日~8月18日) | 5.17 | 5.49 | 3.87 |
2024年第34週(8月19日~8月25日) | 1.83 | 3.86 | 4.24 |
2024年第35週(8月26日~9月1日) | 1.71 | 3.42 |
三重県の手足口病定点当たり患者届出数
定点とは、発生状況を知るために県が指定した医療機関で、県内45医療機関(うち四日市市7医療機関)あります。
関連リンク
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