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令和06年03月28日 記者会見資料 「四日市市大学設置に係る基本構想」策定について

問い合わせ番号:17122-3038-2881 更新日:2024年 4月 5日

 現在本市では、バスタ四日市を含む中央通り再編事業や新図書館を含む複合施設整備などを包含した中心市街地再開発プロジェクトを進めており、その一つとして、JR四日市駅前への大学設置を検討しています。
 本市に設置する大学の大きな方針を策定するため、令和5年5月から令和6年3月までに5回の有識者会識を開催し、専門的かつ客観的な見地から意見をいただきました。また企業や若手社員を対象とした人材需要等のアンケートや、企業や大学生等へのヒアリングを行い、地域社会のニーズを把握するとともに、他大学や高等教育の動向等について調査を行いました。
 これらの調査を基に検討を行い、本市及び地域の発展に資する大学設置に係る基本構想を策定しました。
 
1.基本構想の概要
(1)設置する大学の目指す姿
【1】地域・大学等との連携
 地域企業と連携する共同プロジェクト型教育をはじめ、県内および東海地域の企業や自治体および大学等高等教育機関等と緊密に連携しつつ、地域を拠点に国際社会に開かれた教育研究を行う。
【2】人材養成
 国際的な視野のもと多様性を柔軟に受容し、課題の解決に向かう探求心と行動力を育むことにより、企業との共同研究や起業の実践に参画できる高度な能力を有し、イノベーションを創出できる人材を養成する。
【3】特色ある研究活動の推進
 企業や国内外の研究機関との共同研究を積極的に展開するとともに、大学の研究シーズを社会実装し、起業に結び付けるための研究体制・支援体制を整備し、地域産業をけん引する、四日市ならではの特色ある研究活動を推進する。
【4】駅前の立地を活かし、まちがキャンパスとなる大学
 中心市街地再開発プロジェクトにより今後整備される施設等を活用し、市民にひらかれ、四日市のまちがキャンパスとなる大学を実現するとともに、北勢地域における交通の利便性や産業集積といった立地の特徴を踏まえ、産業界と教育をつなぐ拠点として存在感を示す。

(2)想定される教育研究分野
【1】地域の産業構造をふまえ、技術とものづくりを核とした理工系分野
【2】デジタル・グリーンなどの成長分野をけん引するために、総合知として人文社会科学の基盤知識とデザイン思考・ビジネス思考を併せ持つ高度専門人材の養成に向けた、理学、工学、情報学等の分野

(3)想定される設置主体
 国立大学をはじめ、公立大学の設置や既存の私立大学の移転等の設置主体を想定するとともに、一つの大学の枠を超え、複数大学の設置・協力によるシナジー効果を得られるような大学間連携を念頭に置き、今後検討を継続します。


2.令和6年度の予定
 大学構想推進室を設置して体制を強化し、今回策定した基本構想の具体化に向けて取り組んでいきます。三重大学をはじめ、公立大学の設置の検討も進めながら、設置主体を明らかにするとともに、有識者会議を設置して意見をいただき、教育研究分野、学部・定員をはじめ、大学・学部の特色を踏まえた基本計画を策定します。あわせて、一定の学生数の規模を確保できるよう、施設の規模・配置等、施設に関しても基本計画において検討し、JR四日市駅前への大学設置に向けた取組みを進めます。


<お問い合わせ先>
四日市市政策推進部政策推進課
担当:櫻井、井上
TEL:059-354-8112 FAX:059-354-3974

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 政策推進課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8F)
電話番号:059-354-8112
FAX番号:059-354-3974

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