浸水があった場合の衛生対策と消毒方法について
問い合わせ番号:17585-2030-9098 更新日:2025年 9月 26日
台風や集中豪雨などによって家屋が浸水した場合、感染症予防のため清掃と乾燥が最も重要です。また、状況に応じて消毒が必要になることがあります。床下や庭などの屋外の消毒は原則不要です。
<衛生対策について>
1.床上の場合
室内は食事や睡眠など生活する場所であるため、泥や汚れを十分に取り除いたあと、消毒を行います。
消毒をするときは、先に汚れをきれいに洗う、拭き取るなどして、しっかりと乾燥させてから行ってください。汚れが付着したままの状態では消毒の効果が発揮されません。
(1)水が引いた後、濡れた畳や家の中の不要なものを片付けてください。
(2)汚れた家具や床・壁などは、水で洗い流すか、雑巾で水拭きするなどしてください。
消毒をするときは、薄めた逆性石けん液を浸した雑巾等で拭いてください。
(3)食器類や調理器具などは、水で汚れをきれいに洗い流してください。
消毒をするときは薄めた逆性石けん液に食器類や調理器具などを浸し、その後よく水洗いしてください。
(4)食器棚や冷蔵庫などは汚れをきれいに拭き取ってください。
消毒をするときは、薄めた逆性石けん液を浸した雑巾等で拭いてください。
※ 詳しい消毒方法については「浸水した家屋の感染症対策」をご確認ください。
2.家の周囲や床下浸水の場合
土砂等を取り除いたあと、水道水で洗い流し、しっかり乾かすことが重要です。
床下や庭などの屋外については、原則として消毒は不要です。
(1)泥や不要なものなどを片付けてください。
(2)庭木や外壁についた泥は、水で十分に洗い流してください。
(3)床下換気口のごみを取り除き、床下の風通しをよくしてください。
(4)床下はスコップや流水で泥を取り除いてから雑巾や新聞紙等で水気をとり、扇風機などを使用して換気し、乾燥させてください。
※ 床下などは、とにかくよく洗って乾かすことが重要です。
<水害時の消毒薬の配布について>
水害等により、住家(現に人が生活のために使用している建物)が床上浸水の被害を受けた世帯に対して、逆性石けん液(500ml)1本を配布しています。消毒薬の配布を希望する場合は、自治会を通じて地区市民センターに申し出てください。
なお、消毒用に石灰をまくことについては、効果等に関して明確に示された根拠がなく、目や肌に付着した場合、重大な健康被害を招く恐れがあるなど取扱いにも注意を要するため、四日市市では石灰の配布はしていません。
リンク https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_00341.html(厚生労働省ホームページ)
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