「よっかいち人権大学あすてっぷ2025」 第7回講座(報告)
問い合わせ番号:17600-8032-4993 更新日:2025年 10月 22日
「メディアリテラシー
~フェイクニュースや誹謗中傷とどう向き合うか~」
講師:NPO法人市民社会研究所代表理事、四日市大学名誉教授 松井 真理子さん
10月11日(土)あすてっぷ2025第7回講座を開催しました。今回は講師にNPO法人市民社会研究所代表理事、四日市大学名誉教授 松井真理子さんをお迎えし、「メディアリテラシー ~フェイクニュースや誹謗中傷とどう向き合うか~」と題して、多様化するネット上の問題への防御策となるネットリテラシーを中心にご講義いただきました。
ネット上に流れる情報を適切に活用するために、見聞きしたことを鵜呑みにしない批判的思考(クリティカルシンキング)と直情的に反応しない寛容力が大切であると学びました。また旧来の情報源であるテレビや新聞を例に挙げた解説もあり、情報源に関わらず常にメディアリテラシーを意識して向き合わなければならないと考える機会になりました。
講座の様子
【参加者のアンケートより】(一部抜粋・原文のまま掲載)
- SNSのしくみ、背景についてわかりやすく、時間があっという間に過ぎました。これからの心構えについて理解できました。(40代)
- クリティカルシンキング、批判的思考など、すぐに実践出来る内容が良かったです。また、寛容力について、シニアの変容のことが知れたのが良かったです。両親への対応の参考にします(40代)
- 現在の問題となっている身近なことにふれることができた。利用する側の、使用する側の教育が必要だと思う。(50代)
- SNSやネットは便利であるが使い方を誤ると人権侵害に繋がることがあると思います。注意していきます。(50代)
- 自分もTVの内容に同調した時は、ネットで発信したくなります。その反対をけいけんしたら自分はおちこむので発信にはいつも考えさせられます。(60代)
- 疑問をもったらそのままにしないで情報源を調べることの大切さが分り、自分も周りも守るうえでしっかりとやらなければいけないと思いました。又、自分も加害者にならないよう気をつけなければならないことを自覚しました。(70代)
- クリティカルシンキングが重要ということは理解できたが、人の話は素直に聴くことを美徳のように言われて育った世代としてはなかなか難しいです。偏った情報にならないように幅広く情報を取り入れることが大切だと思いました。(70代)
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