「給食交流会」を開催しました。

「給食交流会」を開催しました。

　四日市市では、学校給食を通じた地産地消推進のため、市内生産者を講師として招く「給食交流会」を開催しています。この給食交流会は、日頃学校給食を食べている子供たちが、地域の生産者と直接触れ合い、食や地域農業への理解を深めることを目的とし、平成24年度より開催しています。今年度は、コロナ禍での中断期間を経て6年ぶりに開催し、市内の2校（四日市市立三重北小学校、四日市市立桜台小学校）の5年生、計61名が参加しました。

　講師には、県地区で露地野菜を生産されている堀田健一さん（愛称：ナスケンさん）をお招きしました。12月９日（火）には三重北小学校で、12月11日（木）には桜台小学校で、ご自身が栽培された大根や小松菜、さつまいも、にんじんについて実物を見せながら、野菜が育つ過程や農業の楽しさ、ご苦労されている点などをお話しいただきました。特に、子供たちは初めて目にするにんじんの葉や、野菜の種に興味津々の様子で、堀田さんのお話に真剣に耳を傾けていました。活発な質疑応答も行われ、堀田さんの周りには多くの子供たちが集まり、野菜や農業について様々な質問を投げかけていました。

　講義の後には、児童と堀田さんが一緒に給食を食べ、交流を深めました。今回の給食交流会を通じて、子供たちは食べ物への感謝の気持ちや、地域の農業を身近に感じることができたようです。今後も、このような機会を通じて、地産地消及び食育推進に努めてまいります。

授業の様子