令和08年06月09日 記者発表資料 学習支援展示「四日市空襲と戦時下のくらし~いのちをつないだ食事~」の開催のお知らせ
問い合わせ番号:17804-4503-1000 更新日:2026年 5月 14日
当館では、6月9日(火)から8月30日(日)まで、学習支援展示「四日市空襲と戦時下のくらし~いのちをつないだ食事~」を開催いたします。
展覧会名称
学習支援展示「四日市空襲と戦時下のくらし~いのちをつないだ食事~」
会期
令和8年6月9日(火)~8月30日(日)
休館日:毎週月曜日
開館時間:午前9時30分から午後5時
会場
そらんぽ四日市(四日市市立博物館)
3階常設展「時空街道」内展覧処「白里亭」、3階ロビー、2階常設展(一部)
〒510-0075 四日市市安島一丁目3番16号
TEL059-355-2700
観覧料
無料
主催
四日市市立博物館
開催概要
◆開催趣旨
昨今、戦争の実態を伝えていくことが体験者の高齢化などで困難となっていくなか、博物館では毎年、四日市空襲や戦時下のくらしの様子を紹介し、戦争の恐ろしさや平和の尊さへの理解を深める展示を行っています。
今から約80年前の第二次世界大戦の頃、人々の暮らしが困窮し、日々「食べる」ことが困難だった時代がありました。戦争が激化するにつれ、食糧は配給制となり大豆や芋が主食扱いされ、野草まで貴重な食べ物となりました。さらに四日市は終戦の2か月前からアメリカ軍のB-29による空襲を受けました。こうした生き抜くことが厳しい時代に、当時の人々はいかにして命を繋ぎ、家族を守ろうとしたのでしょうか。 今回の展示では、当時の献立の再現や調理器具、代用食の紹介などを通じて、戦時下の厳しい食糧事情についても振り返ります。また年表により戦争と食についての関連をわかりやすく紹介します。
飽食の時代と言われる現代に生きる私たちにとって、戦時中の「食」の実態を知り、平和と命の尊さを再確認する貴重な機会となれば幸いです。
◆展示構成
1.「四日市空襲と戦時下のくらしについて」「四日市空襲を語り継ぐ」 (3Fロビー)
四日市では、昭和に入ると紡績などの軽工業から重化学工業へと転換し、第二海軍燃料廠などの軍需工場が建設されました。これらの工場は第二次世界大戦末期、軍需物資の生産拠点としてアメリカ軍の爆撃目標となりました。四日市は、1945年(昭和20年)6月18日から計9回に及ぶ大規模な空襲に遭い、多くの建物が焼失し、多数の市民が犠牲になりました。このコーナーでは空襲の被害や戦時下での市民のくらしのようすを紹介します。
主な展示:空襲の資料写真・焼夷弾・防空壕の模型、年表など、また空襲の映像と四日市空襲体験者の語りをモニターで放映。1945年7月24日、8月8日に四日市に投下された模擬原子爆弾パンプキンについても紹介。
2.「戦時下のくらし・命をつないだ食事たち」 (3F「白里亭」&ロビー)
物資の不足や生活の厳しい制約がある戦時下で、多くの人々は工夫と努力を重ねて日々を生きていました。特に「食事」は、人々の日常生活の中で命をつなぐ大切な要素でした。
この展示コーナーでは当時の配給制度下での人々の食事の工夫を紹介し、当時のくらしの知恵と苦労を伝えます。
主な展示:野草(当館所蔵の植物標本)、当時の食事メニュー(伊藤幹郎氏への取材より)、配給切符、石臼、焙烙など。
3.「戦時下のくらしの工夫」 (2F四日市公害と環境未来館「昭和初期のくらし」コーナー)
「昭和初期のくらし」の原寸大再現展示において、戦時下のくらしの資料を展示し、当時の切り詰められたくらしの様子を再現します。戦時下のくらしのようすをイメージできるように実物展示と資料展示を効果的に組み合わせ、体感的に理解を深められる展示を行います。
4.「四日市空襲のパネル&映像展示」 (2F四日市公害と環境未来館「まちづくりの変遷」コーナー)
四日市公害と環境未来館の常設展示である「まちづくりの変遷」コーナーでは、プロジェクションマッピングによる映像展示「四日市空襲」やパネル展示があり「四日市空襲と戦時下のくらし」の展示見学を締めくくります。
◆展示資料
3Fロビー
M69焼夷弾(実物)
模擬原子爆弾パンプキン(タペストリー)
ボーイングB29戦略爆撃機(模型)
記憶に残る防空壕(模型)
四日市空襲を語る(映像)
第2海軍燃料廠(写真)
小学生の戦勝祈願(写真)
隣組と警防団(写真)
勤労奉仕(写真)
金属供出(写真)
女学生の炊き出し(写真)
大入道の戦勝祈願(写真)
3F常設展「時空街道」内展覧処「白里亭」
防空ずきん(実物)
灯火管制用電球(実物)
火なしコンロ(再現)
陶製の代用品(実物)
衣料切符点数表(実物)
配給切符(実物)
石臼(実物)
リュックサック(実物)
すり鉢(実物)
焙烙(実物)
植物標本(クズ、オオバコ、シロツメクサなど)
食事の再現(楠公飯、イワシ、ハコベラ)(伊藤氏(当時9歳)の記憶より塩浜で食されたもの)
2F常設展(一部)
空襲警報発令表示(複製)
着る人のいない国民服(実物)
灯火管制カバー(実物)
陶製の飯釜(実物)
ほか全115点
このページに関するお問い合わせ先
三重県四日市市安島一丁目3番16号
電話番号:059-355-2700
FAX番号:059-355-2704