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こにゅうどうくん

草本

問い合わせ番号:10010-0000-1466 更新日:2018年 11月 13日

アキノキリンソウ

アキノキリンソウの写真

日当たりのよいところを好みますが、生える環境は河原や海岸などの低地から山地の高原まで、変化に富んでいます。小さな花が密集して泡立つように咲き、花が終わるとタンポポのように冠毛のついた種子が風に吹かれて飛んでいきます。

クズ

クズの写真

秋の七草のひとつ。この草の根茎からとれるでん粉がクズ粉です。川の堤防や荒れ地などいたる所に生え、つるを伸ばしてたいへんな勢いで広がっていきます。大きな株の根茎は大人の腕ほどの太さになり、長さは数メートルにも達します。

サルトリイバラ

サルトリイバラの写真

丈夫なつるに頑丈な刺をつける姿を見ると、サルトリイバラという名前もなるほどとうなずけます。つるは硬く節ごとに曲がり、高さは2m以上になります。初夏のころ葉のつけ根から柄をだし、黄緑色の花を多数つけ、秋につやのある赤い実を結びます。いばら餅にはこの葉が利用されます。

セイヨウタンポポ

セイヨウタンポポの写真

そうほう(花の首の部分)が反り返るのが何よりの特徴です。ヨーロッパ原産の帰化植物で、サラダとして食べるために明治時代に持ち込まれたということです。味は、独特の苦みがありドレッシングをかけて生食する人もいます。盛夏と真冬以外は花を咲かせ、種を飛ばしてまたたくまに、各地に広がりました。

タチツボスミレ

タチツボスミレの写真

日本はスミレ王国といわれるほど種類が多く、海辺から高山まで多様なものが生えています。その中でも本種は、人家周辺から山地までいたるところに見られる最も普通のスミレです。大きな株になると直径50cmを超えるものもあります。スミレの名は大工さんが使うスミイレ(墨入れ)が訛ったものといわれており、咲き始めの花の形を見るとなるほどとうなずけます。

タネツケバナ

タネツケバナの写真

昔、イネの種モミを水に浸ける時期(現在の3月頃)に花を咲かせたことからこの名がついたと言われています。早春、市内各地のたんぼで、白い小さな花をつけたタネツケバナが見られます。しかし、田植えが始まる頃までにはもう黒い小さな実を作り、周囲に飛ばして短い一生を終えます。

ツユクサ

ツユクサの写真

畑や田の畦などのやや肥えた湿り気の多い土地に普通に見られます。青い花弁と黄色いおしべのあざやかなコントラストがとてもきれいな花です。その形も特徴的で一度見ると忘れません。朝方には咲いていますが、日が高くなる頃にはしぼんでしまいます。花期は長く6月頃から10月頃までみられます。

ツルリンドウ

ツルリンドウの写真

リンドウ科の多年草で、日本全国の山地の木陰に生えています。四日市では水沢や宮妻峡でみられます。茎は細長く地をはい、他のものにからまって、長さ30~60cmになります。葉の表面は深い緑色をしていますが、裏面はやや紫色を帯びています。秋、葉のわきに淡紫色の花をつけ、丸い果実は紅紫色に熟して、花に劣らぬほどきれいです。

ネジバナ

ネジバナの写真

別名モジズリともいい、庭や公園の芝生、あぜ道など日当たりのよい草地で最も身近に見られる野生のランです。らせん階段のようにねじれて花がつくのでこの名がつきました。普通かわいいピンク色の花を咲かせますが、白い花を咲かせる株を見かけることもあります。また、ねじれ具合も株によって様々です。

ヤクシソウ

ヤクシソウの写真

キク科の越年草です。日本全国に広く分布し、四日市では宮妻峡など山地に多く、高さ30~90cmでよく枝分かれし、先端に黄色い花をつけます。花が終わると、頭花は下向きになります。茎は折ると白い乳液が出ます。和名は薬師草と書きますが、葉をかむと苦いからとも、葉の形が薬師如来の後光に似ているからとも言われています。

ヤブカンゾウ

ヤブカンゾウの写真

本種はおしべの何本かが弁化して、八重になるのが特徴です。田んぼの土手、道ばた、林縁などいたるところで花を咲かせますが、実は結びません。根は所々が肥厚して豆粒のようになります。この根をかん草根(かんぞうこん)と呼び、薬用にします。

このページに関するお問い合わせ先

環境部 環境政策課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎5F)
電話番号:059-354-8188
FAX番号:059-354-4412

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