令和04年04月26日　記者会見資料　気象データを活用した栽培技術向上に向けた取り組み（スマート農業の導入）について

　この度、農業センターおよび茶業振興センターにおいて、データに基づく栽培技術の最適化を図る「データ駆動型農業」に取り組むため、気象センサー等を設置しました。
　今後、気温や湿度等の各種栽培に関するデータを収集・分析を行い、農作業の効率化・省力化や適切な病害虫防除等に資する独自の栽培暦の作成に向けて取り組み、生育の見える化を図っていきます。

記

１．気象センサー等の概要
　（１）設置場所
　　　　農業センター５箇所（露地畑１箇所、ビニールハウス１箇所、果樹園２箇所）
　　　　茶業振興センター１箇所
　（２）観測するデータ
　　　　温度、湿度、照度、降雨量、風向、風速、土壌温度等
　（３）観測データの公開
　　　　農業センターホームページにて各種観測データを公開

２．今後について
　　農業者には、市が開催する研修会等を通じて、気象データの活用方法を学んでいただき、これまでの経験や勘に頼る農業から、詳細な気象データに基づいた農業への転換を推進していきます。
　　また、この手法による農業は、熟練農家のノウハウを新規就農者や経験の浅い農業者でも短期間で習得することが可能となることから、今後の新たな農業者の確保につなげていきたいと考えています。
 

【問い合わせ先】　四日市市農業センター（担当：宮本）　電話059-326-0132