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こにゅうどうくん

令和04年10月28日 記者会見要旨

問い合わせ番号:16679-7101-6023 更新日:2022年 10月 28日

市長定例記者会見

日時

令和4年10月28日(金曜日) 午前11時00分~

場所

本庁6階 本部員会議室

出席者

報道機関

朝日新聞、伊勢新聞、共同通信、CTY、時事通信、中日新聞、日本経済新聞、毎日新聞、

読売新聞、(Youよっかいち)

市側

市長、三谷こども家庭課長、堀田こども家庭課課付主幹、

田中シティプロモーション部次長兼スポーツ課長、小西ハーフマラソン準備室長、

村田商工農水部次長兼けいりん事業課長、柴田けいりん事業課主事、人見消防長、

江藤予防保安課長、秦広報マーケティング課長
 

発表事項1.児童虐待防止に関する啓発動画の公開について

市長:児童虐待防止に関する啓発動画の公開についてである。11月は児童虐待防止推進月間ということで、私はオレンジ色のジャンパーを着ている。「児童虐待ストップ」と書いてあり、啓発のものになる。今回、11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、新しい取り組みを行っていく。
 まず、本市の児童虐待対応件数は、依然として高い水準で推移している。5年前の平成29年度が407件、令和2年度、2年前は710件と右肩上がりとなっている。令和3年度は令和2年度に比べ減少したが655件と高止まりしている状況である。今年度の4月から8月においては昨年度を大きく上回る状況で推移をしている。ちなみに、令和3年度の4月から8月が283件、今年度の4月から8月が368件という状況である。
 家庭訪問などの対応をしている中で分かってきているのが、保護者のしつけと称した体罰が多く見受けられる。令和2年度の国の調査からも、約4割の人が体罰を容認しているという結果が示されている。
 体罰は脳機能や学習、情緒にも悪影響を及ぼすということになっており、改正児童虐待防止法が令和2年4月1日から施行され、子どもへの体罰は禁止されている。「言うことを聞かないから」「悪いことをしたから」「しつけのため」など、どんな理由があっても子どもに「体罰」は与えてはいけないという大前提がある。
 このような状況から、この11月の児童虐待防止推進月間に合わせ、体罰禁止を広く市民に周知するための啓発動画を公開していくというところである。
 まず、動画を見てもらう。
(動画視聴中)
市長:15秒ほどの動画で、シーンを4つに分けた構成になっている。何かあれば、本市のこども家庭課へ連絡というところである。
 動画公開の予定場所は、近鉄四日市駅のふれあいモールアーバンビジョンで10月31日から12月4日までの期間。また、YouTubeでも11月1日から公開をしていくほか、市のホームページ、市の公式Facebook、Twitterでも発信をしていく。また、12月4日に行う「じんけんフェスタ2022」の映画上映の前でも広報をしていこうと思っている。
 近年では、子ども自身からの通報も増えているということもあり、体罰は駄目ということが広く周知されてきていると捉えている。
 あと、11月の児童虐待防止推進月間に、昨年も行った「189相談ダイヤル」の啓発がある。昨年度も行った、市の公用車などにマグネットを貼って啓発していこうという取り組みを、今年度もマグネットを11月から5カ月、市の公用車、また四日市市生活環境公社、日本郵便にご協力いただき車両に貼って啓発していく。こういった昨年からの取り組みと合わせて虐待防止の啓発動画を新たに展開していくというところである。
 

質疑応答 

質問:先ほどの件数は、児童虐待相談件数ということなのか対応件数ということなのか、どういう数字と捉えればいいか。
回答:児童虐待相談対応件数という表記でお願いしたい。(こども家庭課)
質問:相談対応件数というのは、市に寄せられた電話などの問い合せがあった件数で対応された件数という認識でよいか。
回答:そのとおりである。関係機関などから様々な情報が寄せられ、その受け付けをして対応した件数になる。(こども家庭課)
質問:近年増えているという状況は、どのような背景があるのか、何か分析をされているのか。
回答:この5年ほぼ右肩上がりだが、大きな要素としては警察がDVや親子げんかなど、家庭に臨場した際に子どもがいた場合、子どもに直接危害を加えていなくても子どもの前で親子げんかやDVなどがあれば心理的虐待という扱いになる。5年、6年ほど前までは、警察はそれを児童相談所に通告はしていなかった。面前DVとよく言葉を使うが、心理的虐待として児童相談所に確実に通告をしていくという流れができ、そこの部分がこの5年件数が増えた大きな要素としてある。これは本市だけではなく、全国的にもそのような傾向になっている。(こども家庭課)
質問:どちらかというと、環境的要因もあるかもしれないが、統計としての数え方の問題というか、捉え方の問題で大きく数字が上がっているということか。
回答:世の中の関心ごととして虐待というと重篤な死亡事案なども取り上げられて、市民の関心の高さや、「189」の虐待対応相談ダイヤルの啓発により浸透されてきている。最近は子どもからの直接相談が見えてきているので、そういう啓発の効果も出てきていると考えている。(こども家庭課)
質問:ステッカーの掲示は、昨年1カ月間だったか。
回答:昨年は、1カ月の予定であったが、いろいろ効果があるということで延長して3月末までとした。(こども家庭課)
質問:台数的には、どのぐらいの数になるのか。
回答:昨年と同様で、郵便局が約100台、これは四日市市内を走っている郵便局の車両をほとんど網羅する数字になっている。四日市市生活環境公社のトラックが約90台、市の公用車が約50台になる。(こども家庭課)
質問:生活環境公社の車両はどのようなものか。
回答:トラックタイプである。(こども家庭課)
質問:どのような用途の車両か。
回答:ゴミ収集車である。(こども家庭課)
 

発表事項2.四日市コンビナート夜景ランフェスティバルの開催について

市長:3月11日に四日市コンビナート夜景ランフェスティバルを開催する。
 本来であれば市制施行123周年「1・2・3四日市!」のタイミングでハーフマラソンを開催する予定であったが、残念ながら、新型コロナとかち合ってしまい実現することができなかった。ただ、ハーフマラソンは満を持して実施していこうということで、組み立てをもう一度やり直しているところである。そのハーフマラソンの準備がいましばらくかかるということで、何とか機運を醸成していこうということで、今回、四日市コンビナート夜景ランフェスティバルを新たに実施していくというところである。
 四日市の売りである工場夜景を見ながら、皆さんと一緒に走ろうというイベントである。3月11日、午後から始まりイベントの最後にコンビナート・ナイトファンランで、皆さんと一緒に四日市ドームのあたりを走り、霞の第3コンビナートを見ながら走ろうというところである。これは誰でも参加ができ、ランナーであっても、応援の方であっても走っていただける。
 ここで、SNSと連携した写真コンテストも実施をしていこうと思っている。これは、どなたでも参加できるコンビナート・ナイトファンランということだが、実際にしっかりと走りたい方には競技種目を用意している。
 まず、子どもたちの種目のキッズラン42.195メートル、あとジュニアラン1.5キロ、ファミリーランは家族の50組、高校生以上の10キロランは600人、またコンビナート駅伝は5区に分かれており、5人1組で100チーム、1区・5区が4キロ、2~4区が2キロという競技を用意している。
 この四日市コンビナート夜景ランフェスティバルは、申し込み受け付けを10月31日から行う。ぜひとも多くの方にハーフマラソンの開催につなげていけるように盛り上げていきたいと思っているので、参加いただければと思っている。
 このイベントの際には、諏訪太鼓の応援演奏や四日市特産品の出店など、様々なイベントも合わせて用意をしていきたいと思っているので、ぜひとも四日市の売りの工場夜景を見ながら、皆さんと一緒に走りたいというところである。
 

質疑応答

質問:こちらのナイトファンランのみの参加でも可能なのか。
市長:大丈夫である。この時間においては自由に走ってもらえるということである。
質問:事前申し込みも必要なく、その場にいる方は誰でも参加できるのか。
市長:そうである。
質問:ナイトファンランのコースを教えてほしい。
市長:コースは、お手元にお配りさせてもらったパンフレットにも書いてあるコースを皆さんでおのおののペースでゆっくり走ろうということである。普通の日も走れるが、みんなで一緒に走るということとイベントが同時に行われるということで、特別な空間になると思っている。
質問:2つコースがあるが、ナイトファンランに使われるコースはどちらになるのか。
回答:ナイトファンランは、青のコースを想定している。これは、競技種目によって赤のコースであったり、青のコースであったりするが、ナイトファンランについては、このコース全てを使って自由に走ったり、写真を撮ったりというようなことを想定している。(スポーツ課)
質問:ハーフマラソンのプレイベントという位置づけということで、ハーフマラソンの開催の見込みなど、今時点で決まっていることとかあれば教えてほしい。
市長:再構築に時間が要して、ハーフマラソンは令和6年の秋頃から令和7年の春頃の期間で調整を図っているところである。まだまだ2年以上かかってしまいそうなので、こういったイベントで何とか盛り上げていきたいというところである。
質問:コースの策定などの調整に時間がかかっているのか。
市長:そうである。当初予定していたハーフマラソンコースがまちの開発なども始まってきたので、コースの再考の余地があるのではないかというところから、今、コースの洗い直しをしている。そういった部分で時間を要するというところである。
 

発表事項3.四日市競輪開設71周年記念競輪の開催について

市長:11月10日から、四日市競輪では開設71周年記念競輪をナイターにて開催する。毎年行っている記念競輪ではあるが、今回の特徴は記念競輪を盛り上げる華やかなイベントを3年ぶりに競輪場で実施をするということである。今まではできる限り密を避けた運営だったが、3年ぶりに大々的にイベントを開催することになった。「秋の夜長の熱戦」を楽しんでいただければと思っている。
 この71周年の記念競輪は、11月10日から13日に開催をさせていただく。泗水杯争奪戦である。
 今回の記念競輪の注目は、強豪の選手がたくさん出ていただけるというところである。昨年度の競輪グランプリや全日本選抜競輪にて初優勝を飾った古性優作選手をはじめ、平原康多選手、宿口陽一選手、守澤太志選手といった、選手の級としては最上位のSSに所属する4人のスター選手が出場する。また本市、四日市競輪場をホームバンクとする選手も、浅井康太選手、柴崎俊光選手・淳選手、また坂口晃輔選手、谷口遼平選手というところも参加する。
 主な来場のイベントとしては、お笑い芸人「永野」さんのライブステージであったり、諏訪太鼓保存会の太鼓ステージであったり、ドラゴンゲートプロレスなど、様々なイベントを用意している。
 また、レース中継においてもYouTubeを含めた発信を行なう。また、一味違う四日市競輪を楽しんでいただけると思っているので、ぜひとも競輪場にお越しいただければと思っている。
 

質疑応答 

質問:3年ぶりのイベント開催ということだが、コロナ禍前もこのような規模の開催だったのか、それとも今回は久しぶりということでかなりボリュームアップしているのか、教えてほしい。
回答:3年前と比べてほぼ同等規模である。しっかりコロナ対策はしながら開催をしていきたいと思っている。(けいりん事業課)
質問:3年前の開催では来場者数はどのぐらいだったのか。
回答:4日間で、約3,800人、今回は、それを上回る規模で4,000人を目標としている。(けいりん事業課)
 

発表事項4.秋の火災予防運動に伴う各行事およびLINEスタンプの配信について

市長:これも毎年恒例だが11月9日から11月15日までの秋の火災予防運動について発表していきたい。
 例年、秋の火災予防運動に関する行事として、特別消防訓練の実施があり、今年はイオンモール四日市北で11月11日に実施する。それに加えて、火災予防に関するイベントブースの設置やSNS、デジタルサイネージ、各広報紙などによる広報を行う。
 そして、防火ポスター・習字表彰式も毎年行っているが11月3日に行う。これに関しては、ポスター、習字に関するカレンダーをつくっており、優秀な方を表彰させていただく。四日市消防本部の防災センターで例年行っている行事である。
 今年は新しい取り組みとして、消防本部のLINEスタンプをつくり、配信していく。本市の公設でのLINEスタンプは、初めてになる。こにゅうどうくんのLINEスタンプはあるが観光協会が行っているので、市としては初めてのLINEスタンプということになる。消防本部の公式キャラクター「ラブ」をモチーフにつくっており、40種類のLINEスタンプがある。県内の消防では初めての取り組みとなり、東海4県、愛知・岐阜・三重・静岡でも消防本部としてLINEスタンプの取り組みをするのは初めてということになる。
 実は、このLINEスタンプのデザインは、本市の消防職員が作成をしており、まさに手作りなLINEスタンプとなっている。かなりクオリティーが高く、本当に頑張ってくれている。LINEスタンプの配信なども含めて、しっかりと火災予防運動を取り組んでいきたいと思っている。
 

質疑応答

質問:スタンプは有料かどうか。
回答:有料でしか販売ができないということであるので、最低限の50コイン、有料である。(消防本部予防保安課)
市長:LINEのルールとして最低50コイン、120円が最低価格らしいので、最低価格で販売をさせていただくということである。
質問:この「ラブ」のキャラクターは、いつ誕生したキャラなのか、また平常時はどういうところで利用されているか教えてほしい。
回答:「ラブ」は、平成16年度に職員募集をかけ、盲導犬に多いラブラドールレトリバーがモデルのマスコットキャラクターを作成した。名称は、翌年度に一般公募をかけ、その中から「ラブ」という名前をつけさせていただいた。「ラブ」は、火災予防広報に関わるイベントなどで活躍している。(消防本部予防保安課)
質問:防災意識の向上を図るためになぜLINEスタンプが有効かというところを教えていただきたいのと、LINEなどで若者をターゲットにされていると思うが、ターゲット層を含めて狙いを教えていただきたいのと、あと、意識の向上を図る上で、このLINEスタンプのどういうところに力を入れたかを教えていただきたい。
回答:四日市消防のキャラクター「ラブ」は、消防のPRのために活躍している。その消防「ラブ」を活用しながら、火災予防広報につなげていきたいというところがある。
 スタンプの内容には火災予防的なところは今回は入ってないが、若者層や中堅層など、LINEスタンプを結構使う機会が多くあると思っており、「ラブ」をPRしていこうというところである。この後だんだんと火災予防につなげていきたいというところである。(消防本部予防保安課)
市長:また、消防が取り組んでいるということで、市民の方と消防本部との距離が縮まると思っている。この「ラブ」を、消防本部が推しており、少し前もコスモ石油さんのタンクローリーに「ラブ」のラッピングをして、火災予防の啓発をした。消防本部としてどんどん火災予防運動、火災予防に関する啓発をしていこうというスタンスがある。LINEをたくさん使っていただくことによって、知らず知らずのうちに消防本部が身近なものになって、ひいては火災予防につながっていく。火災予防というだけのキーワードに固執せずに幅広く消防自体について認識してもらうことがまず大事という観点から、愛されるような、使ってもらえるようなスタンプを職員が考えたということである。
質問:全国的にまで広げれば、消防本部でこういうキャラを使ったLINEのスタンプというのはあるのか。
回答:公式に消防本部として本市と同様にしているのは8消防本部あると確認している。(消防本部予防保安課)
質問:例えば、どこになるのか。
回答:岡山市、気仙沼市、堺市、宇治市などがあることを確認している。(消防本部予防保安課)
質問:こちらのスタンプ、制作をされたのは消防職員ということだが、現在どちらにお勤めでどういった活動をされているのか。ほかに8消防本部がスタンプをつくられているということだが、そちらのデザインは四日市市と同じように職員がされたのか、それともプロのデザイナー、また公募をされたのか、何かご存じであれば教えていただきたい。
回答:作成にあたった職員は、予防保安課の職員、予防業務に従事している職員になる。
 8消防本部でつくられているスタンプについては、外注されているところが多いと聞いている。(消防本部予防保安課)
 

その他

幹事社:旧笹川西小学校の件だが、以前の記者会見の際に、住民の方に幅広く意見を聞く機会が必要だということを市長がおっしゃっていたと思うが、そういった意見の聴取の機会は近日中に行われるのか、何か予定が決まっているのか、お考えを聞かせほしい。
市長:これまで、何度も住民説明は重ねてきましたので、その部分で多くの意見をいただいている。また様々な地域の個別ヒアリングは実施をしている。そういったところで、今、笹川地域としてどういう思いなのかというところは、これからしっかりと結論として出していかなければいけないと思っている。
幹事社:住民の方に聞くと、具体的な幅広く意見を聞くというような機会というのはない、今まで記者会見で発言された後も特にないとお聞きしているが、これから行っていくということか。
市長:連合自治会を通じて様々な意見交換はしている。そういった中で、地域の意見を集約してほしいと言っている。
幹事社:あくまで、今までのような説明会というのは開かず、個別に対応されていく感じか。
市長:そうである。当面はそういった説明会は開催する予定はない。
幹事社:例えば、地区ごとの市長と語る会みたいなものは、四郷地区は今後予定されているのか。
市長:四郷地区は、11月にあると思う。そこで意見が出ればしっかりと意見交換をさせていただきたいと思っている。地域の今の生の声が聞ければありがたいと思っている。
幹事社:もう1点。この間、社会実験「はじまりのいち」が終了して、結果を集約しているところと思うが、近日中に分析結果の公表が年度内にあるのか、また、そういった後のフォローアップなどはどういうふうにされる予定か。
市長:11月に議員説明会がある。そのタイミングで、報告として社会実験「はじまりのいち」の状況について、速報だが議員にお示ししようと思っているので、その資料である程度把握していただけると思っている。様々な意見を参考にして、これからにつなげていく。例えばスケートボードパークなどは非常に好評であったので、今後、様々な意見を集約した上で、どういう展開にしていくかということは考えていきたいと思っている。
幹事社:スケボーパークは、今はまだ撤去せずに取りあえずは置いてある状況か。
市長:はい。スケートボーダーの方は残してほしい、続けてほしいという意見があったが、近隣の方のヒアリングをして、騒音など様々な課題が発生したかどうかということを整理した上で、問題なければ再開もある。その部分を慎重に精査しているところである。
幹事社:実際、まだ詳しい分析結果はこれからと思うが、今、終わられた状況での市長の所感をおしえてほしい。
市長:非常に手応えを感じている。土日、祝日を中心にたくさんの方がお越しいただいた。私も実際に足を運んでみて中央分離帯のクスノキ並木の空間の価値というのはすごいと本当に身をもって感じた。特に、夕方は木漏れ日の中でゆっくりとした時間で中心部の喧騒を横にすごくいい空間だったと思ったので、もっと有効活用をしていきたいと思った。社会実験を次にどのタイミングで行なうかというのはあるが、問題なければクスノキ並木に常設で何かしてもらってもいいと思うし、これは前向きに捉えていきたいと思っている。
 平日は非常に寂しかったというご意見もいただいているが、冷静に分析していくと平日に土日のようなにぎわいが起こることはない。皆さんお仕事また学校などで時間を割いているから、平日は、しっかりとした動線をつくってぶらっと立ち寄れる空間にしていかなければいけないので、本市が進めているJR四日市駅の開発、近鉄側からJR側の流れ、逆もしかりだが、そういった動線をつくっていけばおのずと立ち寄ってもらえたり、ぶらり散歩をしてもらったり、そういう方も増えていくので、今回の実験現場で完結するだけでなくJR四日市駅周辺の開発の必要性というのも強く感じたし、パッケージで考えていくと、おのずと盛り上がりがさらに出てくると考えている。
質問:三重茶農協の関係で、先日、4年前に業務上横領案件があったことが判明し、さらにそれを農協法で定められた県への届出をしていなかった。情報を幹部職員ら7人だけで共有したことが取材で明らかになった。
 まず、かぶせ茶などは四日市の特産品として、市長もこれまでPRしてきたが、この案件についてのご感想を、最初に伺いたい。
市長:あの報道を見たときは私も正直驚いた。報道で知るということしか私にはなかったが、その後、様々な報告は受けている。これまで産業振興センター、指定管理、三重茶農協にお願いしている部分はあるが、その部分の公金については何の問題もないということは現場を通じて報告を受けている。ただ、この地域のかぶせ茶の製造・販売・PRを担っていただいている三重茶農協で、ああいった不祥事が起こるということは私も残念に思っているし、組合員もいるし地域の大切な組織なので、適切な対応をされるべきであったと思っている。ぜひとも、オペレーションを含めてしっかりと改善していただいて、信頼回復に努めていただきたいと思っている。
質問:今、市長の口からも出たが、市の施設の指定管理者になっているということで、公金が導入されている部分もある。ひいては市民の税金にも関係してくる部分もある。この点に関して公にも関わっているという認識を組合にはしっかり持ってもらって、今後きちんと運営をしていってほしい、そういった思いはあるか。
市長:もちろんである。先ほども申し上げように、指定管理を受けてもらっているし、地域の産業の基幹部分を担ってもらっている茶農協なので、そういった責任をしっかりと感じてもらって改善に努めていただきたいと強く思っている。
 

このページに関するお問い合わせ先

政策推進部 広報マーケティング課
三重県四日市市諏訪町1番5号(本庁舎8階)
電話番号:059-354-8244
FAX番号:059-354-3974

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